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全日本プロレス ダイナマイトシリーズ2024 6.24後楽園ホール

久々の全日本後楽園ホール、確か前に来たのがジェイク・リーの全日本所属最終試合だったとおもう。その頃の全日は他団体の参戦だのみで興行を打っていたような印象が残るものの「若手選手の素材は凄いなぁ」と思っていたら今はその若手がメインを張り、全日所属選手のみでこれだけ盛り上がる興行を行ってしまうスピード感と真逆に地道な努力の積み重ねが素晴らしいとおもう。
またスタッフワークも素晴らしいと思った、この日私の席の前のほうでおそらくプロレス観戦になれていない方がスマフォで動画を撮ってしまっていたのですが、感じの良いスタッフの方がすごく優しくフレンドリーに動画を撮ってしまっていた方に注意されていました、進行もしっかりタイムラインどおりに進むしなにより皆さん楽しそうに仕事をしていたのが印象的。
この日も第1試合から観客が出来上がった状態で大変な盛り上がりが最後まで続くという興行の理想形だよね。

アクトレスタイムがあるとお得感があります、ビジュアルがやっぱり良きです。
この後マリーゴールドにて両国大会でアクトレスガールズが登場する発表があり
こちらも観戦するので凄い楽しみです。
もう記者会見から手が合うGAORA TVチャンピオンシップ立花誠吾対阿部史典
終始湧きっぱなしの試合で観客のほうが最後までスタミナを持つのか心配になった。
北斗軍 vs AJPW &井上凌復帰戦 スペシャル8人タッグマッチ
この日の演出で赤と青のライトが有効に使われていたのだけど赤のライトが宮原健斗の赤のラメに反射して神々しいです、本当に宮原健斗はプロレス界の太陽だなぁと感動してしまう。
北斗軍の大森北斗のコスチュームがかつてのジェイクリー風だったのが素晴らしい!
青柳優馬と黒潮TOKYOジャパンのノーDQマッチ、まさかの本格的ハードコアで試合が進んでいきます、それを苦も無くこなしてしまう二人のレスラーの器量が奥深い。
終盤になり青柳優馬がTシャツを脱ぎ捨て通常のプロレスへ移行します、その後の二人の試合展開がハードコア以上の盛り上がりを見せるのが素晴らしいです、黒潮TOKYOジャパンの受け身の凄さをみて全日本なんだなぁと感じ入ったよ。黒潮TOKYOジャパンが退場するとき立花誠吾にダッコされていくのもハードコアとのゆるさのギャップがまた良い余韻を残します。 
アジアタッグ選手権試合 田村男児 佐藤光留 対 吉岡世起 MUSASHI
まさかの王者交代、記者会見につづきMUSASHI選手この日もしゃべれず、
ここまで作りこむのかと試合結果も含めて驚いた。
3対3イリミネーションマッチ斉藤ジュン 斉藤レイ"ミスター斉藤"土井成樹対本田竜輝 綾部蓮ライジングHAYATO、全日本ではこの日の第3試合のハードコアにつづき珍しいイリミネーションマッチなのだけどこれが凄く良く練られていた、ハイライトはミスター斎藤がトップロープから投げ出されたのを斎藤ブラザーズが受け止めてセーフとなる場面、WWEかよと思った。
そしてミスター斎藤と綾部蓮ライジングHAYATOと1対2からの逆転劇、そんな簡単な試合形式じゃないのに期待値以上の試合をしてしまう6人の力量は凄いなぁ。
三冠ヘビー級選手権試合安齊勇馬対鈴木秀樹
試合中盤の鈴木秀樹のボディへのエルボーの連打がえげつなかった、そして貯めにためた
人間風車からのフォールがこの試合のハイライトだったように思う、二人とも体がでかいから物凄い説得力だった。
試合はギムレットを3回目でやっと持ち上げた王者防衛だったのだけど、やっぱり立場は人を作るのか安齊勇馬選手は王者らしい雰囲気が出てきた、この後諏訪間選手との3冠戦へとつづく。

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