見出し画像

プロレスリング・ノア  STAR NAVIGATION PREMIUM 2025 2015.1.11 後楽園ホール

目いっぱい座席を作った後楽園ホールが超満員札止め、今までノアの後楽園ホールってほぼ生配信があるし私も配信でいいかと会場へは足を運んでいませんでした、でも今は絶対会場で体感したいと元旦日本武道館から気分ががらりと変わっていました。
この日の前半は今までのノアの風景があり、欠場前の潮崎選手の試合が良かったり、日本ラストマッチのイホ・デ・ドクトル・ワグナーJrが北側スタンドのお母さんと抱き合ったりと(お母さんその後涙涙でした)、暖かい空気に包まれます。
後半、TEAM2000X登場でガラリと会場の空気がかわって新しいノアの風景が描かれていきます。この日はっきり確信したのだけどTEAM2000XのパートはWWEで言うところのプロデューサー役が変わりましたよね(MONDAY MAGICの中の人だと思ってしまうのだけど)、ここからはストーリー重視のプロレスが展開されていきます。
OZAWA対拳王は16分46秒ノーコンテスト、でも試合内容は期待に応える内容だった、OZAWAの拝みわたりへの過程の丁寧さなんて過去のプロレスへのリスペクトさえ感じられたし、その場飛びの不知火には驚いたよ、あと受け身がバシバシ決まって気持ち良いです、やっぱり受け身の良い選手は絶対信頼してしまう。
その後拳王のマイクアピールでエキストララウンドのタッグマッチが始まってしまうのだけど本戦だけで良かったような、フィニッシュでOZAWAのReal Rebelが失敗して膝がアレハンドロの顔面を直撃してしまう。
長丁場になってのこの難易度の高い技は無理があったのかもと思って家で配信を見たら、OZAWAが飛びすぎていた、疲労からの失敗でなかったのかも、やっぱり人間離れしているよなぁ、怖ろしい。
人間離れと言えばこの日もオモスが素晴らしかった!もう世界最強だよ。
これだけノアで活躍してしまうとWWEに早めに戻されてしまうかもと心配になってしまった。
この日後楽園ホールは凄い数のスタッフが動いていた、ノアって強力な運営母体そして自前のメディアがあり、本格的なメジャー化へ一歩踏み出した大会だったのかも。この後TEAM2000X入りした大和田・遠藤選手がこれからどれだけ進化していくのか楽しみです。
そしてこのストーリーをWWEのブラッドラインのような重厚なストーリーへと昇華させて来年元旦の日本武道館を清宮・OZAWAで満員札止めにしてほしいです。

いいなと思ったら応援しよう!