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長い休みを経て

新年早々インフルエンザに罹り6日間仕事を休んだ(正式に仕事を休んだのは3日分だけ)。明日から漸く復帰する。やっと!という嬉しさよりも憂鬱さが優っている。


休みの期間に実感したのは、「自分がいなくても仕事は回る」という自明すぎる事実で、だとすると自分の仕事って一体何なのだろうか。
驕っていた訳ではないが、自分は職場で必要とされる仕事をしていると思っていたし、仕事量も多くこなしていたつもりだった。それでも、私がいなくても平気で仕事は回り、進んでいく。私がやっていた仕事を誰かがやっている。
当たり前なんだけど、その当たり前の事実に悲しくなり、不安になった。自分はもしかして居なくてもいいのでは、と体調不良も相まってネガティブなことばかり考えてしまう。

そして思うのは、「その人にしか出来ない仕事」なんて滅多に無いということ。仕事で自分が何者かにはもちろんなれないということ。誰かに何かを与えた気になるな、ということ。
仕事をやる理由は、「楽しいから」というのが一番健全なように思う。他者のベクトルが交わってくる動機はいつか破綻する。


「自分が必ずしもやる必要はない、けど自分が楽しいからやっている」のが仕事。
そのくらい気を抜いて、でも真摯に仕事を続けられたらいいなと思う。


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