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大合作!バンドブラザーズ 第8弾 -Infinity- RED ららマジパート雑記
公開おめでとう、そしてお疲れさまでした!
自身のテーマ『ららマジメドレー』の
こだわりポイントや制作の際に考えていたことをまとめました。
本編 大合作!バンドブラザーズ 第8弾 -Infinity- RED
大合作!バンドブラザーズ 第8弾 -Infinity- BLUE
ほかにもテーマ候補はあったのですが辞退考えるレベルで選曲が決まらず困っていた時に、某らら鈍器が届いたことがきっかけになりました。また熱がぐっと入りましたね。
鈍器が届きました ありがとうありがとう・・#ららマジ pic.twitter.com/qtcprGlFwH
— 白雪柚子🐥(園宮さん) (@ykyz716) August 1, 2021
全体を通してららマジのストーリーやゲーム性、世界観を意識してドラマある曲順にしようと心がけました。
そして『器楽部員のテーマ11人全員分入れる(第二部まで)』ことも条件にしていました。
なんで第三部を除くかというと新作限定サントラの申し込みをうっかり忘れていて音源が手に入らなかったからですね。泣いてる(震え)
哀
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65680281/picture_pc_3e759c124578d845d15270d45e203d69.png?width=1200)
「菜々美のテーマ」「結菜のテーマ」の哀愁あるピアノは世界観を伝えるオープニングとしてはピッタリですね。裏で鳴ってる「さくらのテーマ」はいいんですが、「紗彩のテーマ」のどこのフレーズを入れるか最後まで悩んでこうなりました(せめて1+8n小節目開始地点だろうに)。
ピアノ和音はピアノコードパート(中央↑のパート)を使って全部の音を4分音符刻みで鳴らしているんですが、この2曲だけでオリジナルのコードを64枠中56枠使う惨事になりました。残った8枠は後で出てきます。
楽
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65680305/picture_pc_2f0482c9b6c3acc1edc9569d096f6623.png?width=1200)
みんな大好き「未来Symphony」、今回はイントロだけですがテンポアップと次の曲へのスピード感が出せたと思います。
メドレー作る際に基本的に4小節か8小節ずつで分けて曲をつなげると割と簡単にハマってくれるのですが、「東奏の街」に関しては8小節で切るとどうしてもほかの曲をつなげられなかったので、曲が1周する16小節分全部頑張ってもらいました。一番思い出深いホーム画面の音楽なら長くてもヨシッ
裏曲の「ひかりのテーマ」は中央動画のタイミングも相まってエモくなってくれました。原曲がかなりテンポ揺れするフルートソロなのですが、3連符と8分のずれを駆使して上手に歌わせられたと思います。動画の譜面をよーく見るとずらしてることがわかります。
![ひかり](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65679198/picture_pc_1b22ffd7b438431ca73b585e9d847d29.png)
「嬉し恥ずかし」は日常パートおなじみの曲ですね。候補に「前向き」などもあったのですがテンポに乗せづらいので断念。裏曲には「その高みへ」がバチっとキマったのでトランペット1本の音量90~99で表に負けずに吠えてもらいました。
転
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65680370/picture_pc_e3e5406bcd4c0ea6a5aa7027d412dd4e.png?width=1200)
直前の曲が1小節ロングトーンで終わるので3~4拍目アウフタクトから始まる曲のフレーズを探したところ「春香のテーマ」がヒットしました。
個人的に春香と蒼の2人の関係性が印象深く残っていて、最終音源確定直前まで「春香のテーマ」と「蒼のテーマ」2曲だけで鳴らしていたのですが、中央の動画素材を集めている際にこのフレーズの瞬間に凜がいることに気がつき急遽ねじ込みました。3曲以上重ねるのは昔(第5弾とか)からやってみたかったのと第十幕の内容が集結しているのとでとてもアチアチでした(語彙力)。
また「春香のテーマ」の音圧上げるための楽器選択にはかなり苦しめられました。ブラスで鳴らしてみたり、低音中音を弦と管で入れ替えたり、バイオリンにオクターブエフェクトを使ったり、ビブラートをわざとずらしてみたり、「蒼のテーマ」をストリングスにやらせてみたりした時もあります。
ここで出てきたのが余っていたピアノコードパートさん。数音だけですが低音を持ち上げるために入ってもらいなんとか収拾がつきました。
最後に一瞬「亜里砂のテーマ」が入ってるのですがこれは「春香のテーマ」が1小節どころか2小節ロングトーンで寂しかったのでエフェクト的に入れたものですね。まるで「早く次に行きますヨ」と言っているよう。
怪
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65680464/picture_pc_c216661224bd24546232f9b524f18a62.png?width=1200)
音源締め切り直前まで選曲悩んでたと書きましたがその後の「かなえのテーマ」も予定では入ってなかった曲です。「解放戦・BATTLE」に16小節やってもらって裏曲で埋めながらメドレーを締める予定でした。
しかし解放戦といえばかなえ解放戦の超絶難易度が印象的だったので、どうにか入れられないかと模索したところみごとハマってくれました。
実は「かなえのテーマ」の部分のベース音が「解放戦・BATTLE」のままだったりします。「萌のテーマ」から「人呑鬼戦」の怪しさ(タタッッタタッッ)を通して戦闘曲に繋げられたのもベース音あってのことかもしれないです。曲の進行的にいい感じになったのでヨシッ
戦
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65680505/picture_pc_29501b2044da345e10ce03d332f5ea63.png?width=1200)
戦闘曲で締めるのは確定していたのですが候補曲の「立ち向かうものたち」「怒りの日」は切り取れる場所が決まらずに裏曲行きになりました。
「解放戦・BATTLE」を繋ぎで入れる際に3連符で味変して3連から4分に戻る瞬間一瞬停止する、この技法どっかでやったと思ったら第6弾のDEEMOメドレーのEntranceで同じことしてたんですよね。癖ってやっぱりあります。(4.5拍目BPM180→4.75拍目BPM160→1拍目BPM180)
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65679933/picture_pc_a04c707d20496679dd7bd54ac1dcfa42.png)
ちなみにここのデッデッデッデッデッデッの3連にもピアノコードパートさんに協力してもらってます。おかげさまでオリジナルコード64枠分消化し切りました。
そして裏曲に「亜里砂のテーマ」が来るのですが、一番最初の切り替え演出の動画と中央動画右の戦闘画面の素材が同じ、つまり解放戦を戦っている亜里砂というこれまたエモいことが起こっています。ちなみに裏曲の凜は編成されていません(ドンマイ)
「解放戦・BATTLE」の最後ロングトーンで締めるときに、原曲だとこれがベースだけ半音ずれている不協和音になっているので次のテーマの人に繋ぎづらいということで、(繋ぎ案仮決定後に)最後1小節調整をしました(繋ぎ考案本当にありがとうございます)。「凜のテーマ」が入っていますが「春香のテーマ」のところにまだ入れてなかった時にここに入れていました。次のメドレーに繋げやすいというのもありそのまま名残になっています。
後記
まだないよ
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