VRミートアップ三重 番外編#BIM01
勝手にARCHICADを盛り上げよう2020
2020年5月27日15時に開演した「勝手にARCHICADを盛り上げよう2020」
参加申し込みは総勢48名 登壇者2名 展示者6名 運営2名 でした。
たくさんのお申し込みを頂き、イベントは大盛況の内に終える事ができました。
本当にありがとうございました!
当日のライブ映像はこちらになります。
残念ながら、録画が途中で止まっていたので、映像も途中までです...
今回、このイベントを企画したきっかけは、もちろん新型コロナの影響です。
と言うのも、今回の題名にもなっているARCHICADには、ロードショーやユーザーグループ企画のイベントがあるのですが、3月からは全て中止となっていました。そして4月に入り、緊急事態宣言の発令によりしばらくの間はリアル空間でのイベントは不可能だと感じました。
実はVRミートアップ三重も三重大学さんで3月に盛大に開催する予定でしたが、そちらも延期となっています。
そうした中で、私に何かできる事は無いかと考え、普段から業務でも扱っているVRの活用に至った訳です。
そこで、少し準備をしてから名古屋のむろまち氏に連絡をして、こうしたイベントを開きたい!けど僕だけでは絶対に無理なので手伝って欲しい!と伝えました。
そう。むろまち氏はxRTechNagoyaを運営しており昨年から定期的にリアルイベントを開催し、この2月と3月にはVRCや今回使用したclusterでVRイベントを既に開催していたからです。
むろまち氏は、快諾してくれました!
画像の日付を見て貰ったらわかる通り、企画してから開催日まで約1カ月で会場モデルから全ての用意をしてイベントを開催しました。 僕自身、xRArchiとういコミュニティでVRAAの運営委員に入っていたので少しはノウハウがあったのと、会場作成に使ったARCHICADやunityは普段から業務で使用しているので作業は僕もできます。 むろまち氏も既にclusterで自分のワールドを作成して開催していたので、むろまち氏からたくさん聞いて、初期設定をしてもらったり二人三脚でスタートしました。 打ち合わせは全てメッセージツールとWeb会議ツール、そして編集中のclusterへ上げたワールド内でした。
ご登壇頂いた横松氏とUNSUNGHERO氏のお二人には4月30日に連絡をして、VRイベントを開催するのでご登壇頂けないかと打診しました。
お二人も快諾してくれて、すぐにスケジュールを合わせてくださいました。 それと同時に、今回の肝いりだったモデル展示を今回展示してくださった道脇氏・亀岡氏・田原氏・田村氏・近藤氏・龍氏にお願いして、皆さん本当に二つ返事で協力しますよ!って言ってくれ、本当に助かりました。 今回の展示のベースは、3Dモデル+操作説明パネル こんなメンドクサイ作業はない。 けど、皆さんが忙しい業務の合間に作成してくれてスケジュール通りに送ってくださり、会場も凄く豪華な展示となりました。
準備中は、すべてオンラインでの打ち合わせを行い、その一コマが次の画像です。
そして、最後の最後に連絡したのがグラフィソフトジャパン様です。
何故ベンダーへの企画説明が最後かと言うと、
このイベントはグラフィソフトさんへのサプライズでもあったからです!
今回のイベントは、非公式イベントで私が勝手に企画し勝手に開催するという1ユーザーの勝手な行動です。
そんな勝手な行動にたくさんの方が関わってくれて形になりました。
本当に感謝しかないです。
まずグラフィの飯田さんに連絡し、こうした内容になっていますって話したら、飯田さんも「面白そうな企画ですね!」「週明けに社内で確認します!」って言ってくださり、週明けにはARCHICADの名称やロゴの使用許諾を頂き、また「応援」まで頂きました。
こうした流れがあり、たくさんの方にご協力頂いたお陰で基盤ができ、そしてイベント参加募集をする事ができました。
そしてそして!募集スタートしたらすぐに反響があり、最初は募集30人程度と思っていたら最終には48名のお申し込みを頂けました。
建設業界で、こうしたVRイベントは受け入れられるのか不安もありましたが、体験してもらったら絶対に受け入れられる!と確信はしていました。
けど、募集の段階ではほとんどの方が未体験。それも開催日2週間前の募集開始。
参加者の皆様もスケジュール調整をかなりしてくださったのだと思います。
準備は、本当に大変でした。リアルイベントでは不可能だった運営は2人!
まず、イベント会場は、講演会場のステージと、展示会場の2ゾーンを用意しました。
こうしてステージと展示会場があるのは、リアルイベント会場でもよくあるパターンですね。
今回は、建設業向けのイベントと言う事で、実際に近い状態をまず求めました。
他でもよくあるVRイベントですが、建設業会の人は建物のプロなので、どうしても現実離れした会場だと「なんだゲームか・・・」となりがちだからです。
実際、僕もこの業界に入る前の職人時代は思っている節がありました。
それは、プライドをもって建築に向かっている人達なので、バーチャルな物に抵抗感と言うか、現実との違いを即座に察知してしまって拒否反応が出てしまうのです。
なので、今回の会場のイメージはホールで、ステージも大きくカンファレンスでよくある後ろからや横から登壇できるように作りました。
そして登壇者へスポットライトをあてています。←リアルタイムライト
スクリーンは巨大にして、現実でもやりたいよね!を盛り込んでいきました。作り事態は簡素にしていっているので、現実との違いを感じられた参加者はいると思いますが、それなりに作ったつもりですのでご容赦ください。
観客席は、アバターがある程度移動しやすいスペースを確保しつつ、前のアバターで見えにくくならないように、自分の好きな位置から見られるように広めにかつ高低差を付けて設計しました。
リアル会場でスクリーン見えにくいな... よくある前の人の・・・見えない・・・とならない事が今回の前提でした。VR空間でも高低差は移動しにくい面もあり平坦にしようかとも思ったのですが、案外困らないなと何度も入って確認しました。
ステージがある程度固まってから、展示会場へと作業を移しました。
どれくらいスペースが必要か。これは、むろまち氏とVR上で検討して広さを決めました。1回目の内覧では、むろまち氏から即答で狭い!って言われましたね。やはり経験者は感覚が違います。
そして、展示協力者から受領した3Dモデルを、そのままのサイズと持って見る事ができるミニチュア版も用意して配置していきました。
かなり豪華な展示に夜な夜な1人で全て見て回りましたwこれぞ贅沢!でした。
どれも凄いし、え!?そんな事そのツールでできちゃうの!?って驚きまくり勉強になったし、専門時代に教えてくださっていた講師の先生の作品は干支モデルやったのですが、毎年年賀状になっているモデルで、学生時代から知っており、いつか見て見たい!と思っていたモデルを大きいモデルと小さいオブジェにして持って見れたのは個人的に凄く面白い体験でした。
今回、最終的にはARCHICAD23のプロモ映像や看板が宙に浮いているのですが、最初はこうなっておらず、目線に近い高さに全て配置していました。
たまたま天井を高く作っていて(展示ホールって天井高いから)いざ配置してみると、天井寂しいな~活用したいな~と色々会場内で考えていて、展示モデルは遠くからも見やすいように天井付近にも配置していたのを見ていて
そうか!映像とか看板をもっと大きくして宙に浮かせれば良いんだ!とひらめき、天井までの高さを有効利用していき、迫力ある展示にもなっていきました。
ARCHICADのモデルだけでなく、ARCHICADと連携の取れるRhinocerosを使った作品(EELの構造モデル)や旧都城市民会館のARモデルも展示して頂いています。また、桑山の母校愛を全面に出した母校紹介なども。
こうした流れで開催したVRミートアップ三重 番外編#BIM01
勝手にARCHICADを盛り上げよう2020は音声トラブル等ありながら、無事に閉幕する事ができました。
参加者の環境は様々な中で、こうしてVRイベントがスムーズに開催できるのも、clusterさんのプラットフォームが強く、そして行き届いたサービスあっての事だと今回ほんとうに思いました。
今回は、個人開催の非営利イベントだったのでclusterさんには報告なしの開催でしたが、今後は多方面とちゃんと調整して開催していこうと思います。
そして個人的なイベントも定期的に開催していけたらと思っています。
長文にお付き合いくださりありがとうございます。
最後にもう一度御礼言わせてください。
今回、急なお願いにお付き合いくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。
こうして開催できたのも、皆様のご協力あっての事です。
そして、得体の知れないイベントに参加くださった皆様、楽しんで頂けましたでしょうか。
このイベントで何か感じ、得て頂ける事があったなら幸いです。
そして参加してくださり、ありがとうございました!
またの機会にも、ご参加頂けるよう、今後も頑張ります。
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