【合格体験記】Tableau Desktop Specialist
はじめに
2022年1月28日に「Tableau Desktop Specialist」の資格試験に挑戦し、無事1回で合格することができました。
これから受験される方に向けて少しでも参考になればと思い、合格体験記という形で整理させていただきます。
受験時の私の状況
BIツール自体はシステム開発で使用経験あり(但し、Tableauではなく、Qlik Sense)。
Tableau自体は触ったことがなかった。
試験について
「Tableau Desktop Specialist」試験は、2021年8月に大きく改定されています。
ネット上で情報収集すると、旧試験の内容を指している情報もありますので、注意してください(例:旧試験では実技があったが、現試験では実技はなし) 。
必ず公式HPから最新の情報を入手するようにしてください。
特に、「試験の準備ガイド」には試験のスコープが詳細に記載されていますので、必ず目を通すようにしてください。
試験対策
ネット等で調べた限り、この試験の絶対的な対策教材はないように思えました。が、私が実際に取り組んだ対策内容を紹介させていただきます。
(一応、tableau社によるトレーニングやe-Learningもありますが高額です。)
① Udemyの有料講座
(データサイエンティストを目指す人のための『ゼロからの Tableau 入門』)木田和廣氏
全部で11時間くらいある動画ですが、2倍速で流したので約半分の時間で終えることができました(動画の内容は、非常に分かりやすかったです)。Tableau Desktop Specialistの範囲外の内容も含まれていますが、動画なので操作方法も含めて視覚的に理解しやすいです。
Tableauを触ったことがない方はオススメです。
定価2万円弱の講座ですが、Udemyは頻繁に割引セールをやっていてるのでこの値段になることはまずないです(私も1,750円で購入しました)。
② 書籍
(Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック ~データ加工からダッシュボード作成まで~) 松島七衣著
要点がまとまっているのと、画像も多かったのでこちらも理解しやすかったです(①のUdemy講座後、おさらいとしてざっと流して確認しました。)
試験当日の模様
私はPearsonのテストセンターで受験しました。自宅オンラインでも受験はできますが、接続準備に手間取ることが多い(試験監督官は英語の場合が多い)という声が多いので、絶対にテストセンターでの受験がオススメです。
ちなみに、何とか合格はできましたが、正直、手応えはあまりありませんでした。
【当日の模様】
・試験問題45問(うち採点対象外5問)で60分なので、時間は十分にありました。
→ 私は一通り問題を解いてから、再度全問見直しましたが、それでもまだ15分くらい残っていました。そこで試験を終了させ、アンケートに回答して、アンケート完了ボタンを押すと試験結果が表示されます。
・結構、マニアックな問題も多いです(操作手順に関する細かい説明。しかも複数のやり方がある場合は全ての手順を問うような問題。)。
→ 受験直前にtableau社講師による1時間程度の試験対策セミナーを受けたのですが、その方も同様の感想を述べていました(ちなみに、tableau社の方がこの試験を受けたら850点程度で満点は取れなかったそうです。)。但し、マニアックな問題は捨てても合格はできると思うので、割り切りが必要です。
・最近、試験問題が日本語対応したのですが、やや日本語がぎこちないところがあるのと、試験問題の誤記もありました(同一の問題文の中で、「3つ選択してください」と「2つ選択してください」という指示が同居。 「3つ選択してください」 が問題タイトルにもあったので、多数決で3つ選択しましたが(笑)。)