【兎草子】ガザ侵攻一年と石破政権の選挙公認問題(24/10/07)
木曜の夜から週末にかけて旅していたのですが、その間にどんどん日本も世界も進んでいます。(旅のことはまた別の記事として書きます)
イスラエルがガザに侵攻して丸一年となりました。
先の大戦でユダヤ人虐殺という不幸なことがあったとはいえ、ハマスという武力勢力がいたとはいえ、イスラエルがガザに対してしていることは無抵抗の市民を虐殺していることに他ならないです。西欧諸国がイスラエルを庇う理由は、過去の虐殺への後悔に加えてユダヤ人が今もなお政治経済にとっての金蔓だからでしょうが、そういうことに関係のない地域・国は、協力してイスラエルを非難し止めるべきでしょう。
もちろん日本もその一員であるべきです。
日米安全保障とかとは別次元の話だと思いますので、ぜひ石破内閣には勇気ある行動をとってほしいところです。経済的結びつきはほぼ西欧諸国だと思うので効果があるかどうかはわかりませんが、ロシアと同様に経済制裁したっていいと思うんですよね。
ぜひ。
その石破政権ですが、衆議院選挙の公認候補問題、週末の間に一定の判断をしました。
党員資格停止者の非公認は党員として活動できないのですから、当然でしょう。党の役職停止者も同様と思いすが、如何でしょうかね。
裏金不記載の人たち、党の処分、国会での釈明はちゃんと終わったのでしょうか。これ、かなり微妙ですよね。本当は、無所属で立候補して有権者の禊が終わったら受け入れてもいいという方がいいんでしょうけれど、そこまでやると党が割れると思ったんですかね。
でもまあ、比例重複立候補はさせないというのは、なかなかいい線ではないかと思います。野党は色々いうでしょうが、政治不信の問題は、結局有権者の信任を得られるかどうかですからね。勝って偉そうにされても迷惑ですけどね。
ただ、この自民党の安倍派などから見れば厳しい措置は、有権者から見れば春の党内処分よりは有権者に訴えかけるものはあるようなきがします。
これをリードしたのが、小泉進次郎選挙対策本部長ということであれば、少なくとも自民党支持層からの人気はまた上がるかもしれませんね。
それにしても、石破さん。経済政策については余計なこと言うとボロが出そうなので、完全に岸田政権の施策継承でとりあえず乗り切ろうとしている感じですね。野党の選挙公約も自民党と似たり寄ったりで変わり映えがしないので、総選挙はどうなるんでしょうね。