推し旅
先週の土日、12年ぶりのいきものがかりの全国ツアーのファイナルを飾る横浜ぴあアリーナMM公演があり、両日参戦してきました。いきものがかりはもちろん全国区のメジャーアーティストですが、厚木・海老名出身ということもあり、神奈川県内のファンはとても多く、地元のチケットはいつも争奪戦になります。今回のツアーでも神奈川県ではこのぴあアリーナMM以外に海老名市民会館、神奈川県民ホールでも開催されましたが、そちらのチケットは取れませんでした。そんなこともあり、どうしても参戦したいアーティストの場合、比較的取りやすい(=競争倍率が低いと思われる)地方公演のチケットを狙いにいくことになります。今回のツアーでは、最後のアリーナ公演を除く20箇所のホールツアーのうち、高松、青森、金沢、名古屋に参戦となりました。
どこの都市(まち)を狙うかは、もちろんスケジュール的な都合もありますが、行きやすい、帰りやすいというのが基本です。ライブ当日は原則宿泊になるので、あまり拘らなくてもいいのかもしれませが、せっかくなら多少観光したり美味しいものを食べたりしたいので、往復にあまり時間かけたくないというところです。まあ、昨今はよほどのところでない限り新幹線か飛行機で行けるので、あまり悩まなくていいところではありますが。
いっぽう、今回はありませんでしたが、訪れたことのない地域、宿泊したことのない都市(まち)を狙うことは度々あります。新型コロナでツアー全体が中止になってしまって残念だったのですが、2020年のいきものがかりのツアーではいくつかそういう候補がありました。また別のアーティストの地方公演では、佐賀、津、和歌山など、結構普通の観光旅行では泊まらないような都市に宿泊したりもしました。
昔からアイドル追っかけという言葉はありましたが、いつの間にか「推し活」という言葉になりましたね。それなりに財力のある大人のファンの間では、アイドルに限らず好きなアーティストの地方公演にでかける人は増えているように思います。私の知り合いでもサザンオールスターズ、山下達郎、松任谷由実などはよく聞きますし、ライブ会場の近くの席に座った方が「次は○○」などと話しているのもよく聞きます。
私の場合は、あえて地方公演を狙って参戦し、旅を楽しんでいるのでたりしているので、推し活というよりは「推し旅」という気もします。実際、毎年出かける旅の1/3くらいは「推し旅」ですね。これもそれなりに経済効果あるのかも。
新型コロナで、オンラインライブなどもだいぶ普通になってきましたけれど、やはりライブはリアルがいいですね。今回ツアーを追っかけてほんとそう思いました。あー、早く次のツアーにならないかな。