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【旅の雑感】大阪・関西万博のチケットの買い方

勤務先が大阪関西万博に出展・協賛していることもあって、昨年夏前くらいに超早割チケットの斡旋があり、何気なく2枚申し込んでいました。
その後、チケットの番号などの連絡をもらっていたのですが、万博IDを作成してチケット登録が必要ということで面倒そうだったので、放置していました。

年が明けて、万博の開幕の足音がだんだんと近づいて来ましたし、推し旅の計画含めていろいろな予定がだいぶ入って来たので、そろそろ日程を決めることにしました。
昨年社会人になった息子に一緒に行くかと聞いてみたところ「行く」というので、追加のチケット購入含めて、万博に入場するまでの諸々を調べることになりました。

基本的には公式Webサイトを見ていけば、すべて書いてあるのですが、何しろ通常のイベントチケットを買うのとは違った様々な決まりごとや、手続きがあって、急にチケットを買おうとすると、けっこう戸惑いそうな気がします。

ということで、今時点で理解した範囲ではありますが、ポイントをまとめておこうと思います。


万博IDの登録

今回の万博は、基本デジタルチケットになっています。旅行代理店やコンビニで紙のチケットまたはチケット引換券を購入することもできますが、正規の6,700円の一日券のみで安い前売りチケットは対象外です。

というわけで、個人でお得に入場するにはデジタルチケットを購入することになります。そして、デジタルチケットを購入するには、万博IDの登録が必要です。
スマホで大阪・関西万博アプリをダウンロードして、そこから登録するのが良いでしょう。パソコンなどからWebでアクセスして登録することも可能です。

チケットの購入と分配

万博IDでアプリにログインすると、チケット購入が可能になります。支払いはクレジットカードとコンビニ決済を選べます。チケットは複数枚購入して家族や友人に分配することも可能です。
分配は、発行されるQRコードのURLをメールやSNSで共有するだけですが、
このQRコードを使うには万博IDが必要です。つまり、分配を受ける家族や友人も必ず万博IDを登録する必要があります。「アプリをダウンロードして登録してね」と伝えましょう。

前売りチケットの種類には、通常の一日券のほか、前期限定の割引券、夜間限定の割引券など、さまざまなタイプがあります。また、期間中何度も入れるチケットもあります。また、高校生以下の学生・生徒向けには中人・小人のチケットがあります。
特に、いつ行くかで価格が変わって来ますので、よく考えて選びましょう。

また、私のように会社などで買ったチケットを追加登録することも可能となっています。このあたりはまあまあ良くできています。

入場日の登録

次にすることは、入場日の登録です。
入場日の6ヶ月前から登録できるとなっていますが、あまり早い登録は意味がありません。なぜならば、イベントの予約が対応していないからです。
余裕を持ったとしても、自分と同行者の予定を概ね3ヶ月前までに決めて登録すればいいように思いました。

なお、入場日は3回まで変更できるようです。チケットに変更回数の表示がありました。

イベントやパビリオンの予約

大阪・関西万博では、混雑回避や暑さ対策のために、イベントやパビリオンの事前予約ができるようになっています。
ここから先は、私もまだこれからなので、公式情報を信じるだけですが、3ヶ月前から見学したいパビリオンやイベントの予約申し込みをすることができます。ただし、これは抽選で、抽選時期は2ヶ月前です。

つまり、3ヶ月前から2ヶ月前までに抽選に申し込み、その結果を見て、まだ空いているところがあれば追加予約するという流れになると思います。

事前予約申し込みは複数チケットまとめてできるとのことなので、家族やグループの場合は、まず代表者がチケットをまとめて管理して抽選に申し込み、予約が確定してから分配するほうが良さそうです。

入場日の決定は3ヶ月前でいいと書いたのは、この抽選申し込みが3ヶ月前からしかできないからです。

この抽選がいったいどのくらいの倍率になるのか、というのは始まってみないとわからないですね。
4月に開幕する直後の抽選がまもなく始まりますので、そのあたりの情報が流れてくると思います。そのあたりを見て、作戦を練る必要がありそうです。

会場へのアクセスの予約

もうひとつ考えなければならないのが、会場までのアクセスの予約です。
関西地区以外の方は、大阪までの新幹線や航空機、高速バスなどの予約、宿泊予約などももちろん必要ですが、大事なのは、会場までのアクセスです。

万博は、大阪湾に埋め立てられた「夢洲」という埋立地で開催されます。
ここへのアクセスルートは、大きく2つあります。

  • 鉄道のみでアクセス 夢洲へのアクセスとして、大阪メトロ中央線の夢洲駅が先日開業しました。新幹線の新大阪駅、大阪/梅田駅からは同じく大阪メトロの御堂筋線から本町駅乗り換えとなります。
    このルートで会場に向かう場合には事前の予約などは不要です。

  • 鉄道+シャトルバスでアクセス 大阪市内の主要な鉄道ターミナル駅や夢洲最寄り駅からシャトルバスが運行されます。
    このうち、JR桜島線桜島駅からのシャトルバスが最も数多く運行され、予約なしでも乗れますが、新大阪駅、大阪駅(うめきた、マルビル)、京阪中之島駅、近鉄上本町駅、近鉄阿部野橋駅、南海難波駅など、それ以外の路線は事前予約が必須となっています。そして、この予約には「KANSAI MaaS」アプリが必要です。

このほか、空港からの連絡バスや高速バスが期間中会場入口まで直接乗り入れたり、船によるアクセスもあるようです。自動車の方はパーク&バスライドを利用することとなっています。

会場への入場

チケット分配の際に使う、入場用のQRコードが入場チケットとなります。
分配を終えてから会場に向かいましょう。

重要な注意事項

会場へは、セキュリティ上の観点、混雑緩和の観点から、大型荷物の持ち込みが禁止されています。
遠くから向かう場合、荷物をどうまとめるか、スーツケース、キャリーケースなどの場合はどこに預けるか対策が必要なようです。

「スーツケースやキャリーケース、物品を運ぶようなカート 等」の持込みを禁止しております。」
「大型荷物をお持ちの方は、事前に宿泊ホテルや出発地付近 の駅・空港のロッカー等にお預けのうえ、ご来場ください。」

大阪・関西万博公式Webより

なお、JR弁天町駅、桜島駅には万博協会による荷物預かり所、ホテルへの配送サーヒス受付が用意されるそうです。

今日、理解したのはここまでです。
イベント、パビリオンの予約などしたら、またその経緯を書き綴りたいと思います。



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