【兎草子】司法書士に登記移転手続きを依頼しました(25/01/17)
先月、法務局についての記事を書きました。
その後、住宅ローン完済に基づく抵当権の抹消は無事に昨年末に完了しました。二度目の手続きということもあり、今回は書類不備などの指摘もなく、一回の申請で淡々と完了することができました。
次に進めるのは、離婚に伴う財産分与等として不動産の移転登記を進めることになります。
抵当権の抹消は、自分ひとりの手続きで済みますので、もしトラブルで手間取ってもまあ自己責任ということになるので司法書士を頼まずに自分で手続きしてきたのですが、登記の移転は相手との手続きになるので、確実に進められるよう、司法書士に依頼することにしました。
とはいえ、知っている司法書士は身近にはいないので、どの事務所に、どの方に依頼するのがいいのか、しばらく悩みました。
結局のところ、以下の基準、ポイントで選びました。
地元の司法書士(事務所)を選ぶ。
依頼のため、事務所訪問の必要もありますし、万が一複数回行くとしたら行きやすいところがいいですね司法書士事務所の業務内容を確認し、不動産登記に明るいところを選ぶ
難しい手続きではないので、どこでもいいのかもしれませんが、司法書士事務所のWebページなどにアクセスすると、その事務所が得意とする分野が書いてあったりします。
半分はったり(誇張)かもしれませんので必ずしも当てになるわけではありませんが、不動産分野に強い、もしくは実績が多数ある、と言っているところの方がいいかなというところです。司法書士の経歴、事務所の実績なども一応確認してみます。
これもどこまで当てにしていいのかどうかはわかりませんが、一応。小さい案件でも丁寧に対応してくれそうなところを選ぶ。
司法書士事務所は小さいところ、というか個人でやっているところが多いですが、あまり大きな案件を扱ってなさそうなところの方がきちんと相手してくれるかなと感じました。
こんなことを考えながら、ここに頼もうというところを決めて、連絡を取りました。その日のうちに打合せができて、ある程度必要な書類をその場でお渡しすることもできたので、すぐに必要な書類作成に入っていただけましたし、相手方への連絡も始めていただけました。
というわけで、予想したより早く手続きを終えることができそうです。
もし今回の手続きを自分で進めたらと考えると、そもそもどんな書類をどうととえればいいのかネットで検索したり、法務局に相談するところから始まったと思うので、書類作成に入るまでに何週間かかかったのではないかと思います。単なる抵当権抹消と違って、書類の雛形がなさそうだったので、結構手間取ったかもしれません。
司法書士の報酬はかかりますが、今回は依頼して良かったかなと思います。
それに、見積もりもいただきましたが、想定していたよりは少し安かったかな。
自分でできないことはないかもしれないけれど、スピードとスマートさが違う。やはり餅屋は餅屋ですね。