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【旅日記】三沢空港に降りてみた

今年3度目の青森です。
首都圏から青森といえば、東北新幹線「はやぶさ」を利用するか、羽田から青森空港へと飛ぶのが一般的でしょう。しかし、青森県には、青森空港以外にも空港があります。

「三沢空港」

「三沢空港」といえば、米軍や航空自衛隊の基地としてのほうが有名でしょうか。ニュースなんかでも、「三沢基地所属のF-xxが」とか流れますし。けれど、この三沢空港は軍民共用の空港で、ちゃんと羽田と三沢を結ぶJALの空路があります。
東北新幹線が開業して、羽田から宮城県の仙台空港やや岩手県の花巻空港への定期便は廃止になりましたが、青森県はさすがに遠くて「はやぶさ」でも3時間前後かかるため、青森空港含めて航空路線が頑張っているのです。

特に三沢の場合は、東北新幹線のルートから外れてしまい、新幹線駅が作られなかったこともあり、最近は航空路線の維持・拡大に力を入れているようです。

能書きはどうでもいいのですが、つまるところ、一度三沢空港を使ってみたかったので、今回の青森ゆきでは三沢空港を使うことにしました。いつだったか、ちょうどJALさんがキャンペーンをやっていたので、安くチケットが買えました。

6月に秋田県の大館能代空港を使った際は、羽田空港の搭乗は見事にボーディングブリッジに振られてバス連絡となりましたが、今回のJAL 三沢ゆきは無事にボーディングブリッジから搭乗することができました。

あれっ、行き先に「三沢」だけでなく「三沢(八戸)」と書いてありますね。やはり三沢はマイナー過ぎるのでしょうか。

三沢ゆきの搭乗ゲート

席についてみると、この日の搭乗率は5-6割といったところでしょうか。採算ライン的には厳しいところかもです。
この日は天気が今ひとつで雲が低く垂れ込めていて、滑走路を離陸するとすぐに雲の中へ入ってしまい、都心のビルすら臨めないという離陸の機窓でした。
とはいえ、揺れることもなく、順調に飛行して、1時間半弱で無事に三沢空港の滑走路へ。

着陸時に、滑走路からは、米軍機などを見かけることができました。敷地内に建っている建物も、明らかに日本のものではなく米国仕様だったり。自衛隊機は、私の座席位置からは見かけることはできませんでした。

飛行機は、敷地の端にある小さな旅客ターミナルへ到着。歩きかと思いましたが、流石にボーディングブリッジはありました。

ターミナルに入ると、青森県のねぶたもどきが迎えてくれますが、提供は星野リゾートさん。そう、ここ三沢の観光の中心は星野リゾート青森屋としてリニューアルされた元古牧温泉です。
そして、基地の街ということになるのでしょう。

そんな三沢空港ですが、もともと羽田線は一日3便だったのですが、現在は需要喚起チャレンジとして1便多い4便が飛んでいます。全国のいくつかの空港が競っていて、多いところが枠を獲得できるとか。

三沢空港旅客ターミナル

そして、飛行機のダイヤに合わせて、三沢と八戸を結ぶ路線バスが運行されています。三沢だけでなく、八戸まで空港アクセスバスが直通しているというのは、今回調べるまで知りませんでした。羽田のボーディングゲートの案内に「三沢(八戸)」とあるのも納得です。

三沢空港アクセスバス

もちろん、バスを使って私は三沢駅まで移動しました。バスに乗ったのは10人ほど。そのほかの大半の方は空港駐車場に車を停めていたか、出迎えがあったようです。
バスは、三沢市街地で3箇所ほどバス停があり、20分ほどで三沢駅へ。半分ほどの人が下車しました。残りの方は八戸まで行くようです。
ちなみに、三沢空港の公共アクセスは、この路線だけで他にはありません。

到着した三沢駅は、駅舎は新築され、橋上駅舎となっていました。
私はここから青い森鉄道で移動しますが、それはまた別の記事で。

青い森鉄道 三沢駅









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