パートナーシップとキャリア
ある日、夫婦でこんなやり取りをしました。
夫は20代で会社員、わたしはフリーランスで30代半ばを過ぎたところ。
わたしの年齢もあり、子供を持つという選択をするのであれば悠長なことを言っていられない、そんな状況でした。(今もその状況は変わっていませんが)
子供を持つかどうかについても、以前のタイミングでしっかりと話し合い、もし叶うのであれば持ちたい、そんな結論になっていました。
そして、足並みを揃えながらその時を待っているタイミングで、
夫が今後のキャリアについて「仕事や働き方を変えるのもアリかもしれない」と働き方を変えることにも興味を持ち始めました。
わたしはフリーランスで雇用が保障されていない身。
もし子供を授かった場合、今の収入が減ってしまうかもしれない、
減るだけでなく、仕事さえもなくなってしまう可能性がある。
そんな中で夫も仮に独立をする、となったらどうなるのだろうか、と不安がよぎりました。
(ちなみにその時は独立ではなく、働き方を変えようかという話でしたが)
夫の魅力や可能性を知っているし、力があると信じているのでチャレンジを応援したい。
でも本当に生活をしていける?
いや、彼の足枷になってはいけない…と、さまざまなことが行ったり来たり。
そのときに私たちは今抱えている気持ちを出し合い、どんな選択をしていくことが最善なんだろうかと話し合いました。
丁寧に対話をした結果、すぐに子供に恵まれるかはわからないけれど、
ここ数年で子供が産まれた場合は、夫がキャリアの一番手となり、
経済的に支える役割を取る。
もし数年間で子供に恵まれなかった場合に、そのタイミングで新たなキャリアを考えたい場合はチャレンジするかもしれないし、
子供が産まれてから数年後以降に例えば独立するなど、新たなチャレンジをする場合は、わたしが一番手となり支える。
そんな話をして、ふたりで選択をしました。
ふたりにとってこの対話はとても大きく、ふたりの絆を強めるものとなりました。
感情も置き去りにせず出し合い、今のふたりにとって、そして未来のふたりにとってどんな選択をしていくと良いのか。
どこにも答えはないけれど、ふたりで選択していくことが大切なことなのではないかと思います。
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私自身、離婚や再婚を経て、ふたりの関係を意図的に育んでいくことの大切さを実感しています。想いの詰まったnoteも公開していますので、ぜひこちらもご覧ください✨