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親しんできたやり方と、望む未来

最近は気軽におさんぽnoteを書くことしかしていなかったけれど、久しぶりにちゃんと文章にしておきたいと感じたので書いてみようと思う。ちょっとドキドキ。

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| 一生懸命生きてきたからこその”自分の癖”

育ってきた環境、これまでの経験、トラウマなど、自分でコントロールできないものも含め、これまで一生懸命生きてきたからこその”癖”がそれぞれにあると思う。

その癖は、何か事象が起きると、反射的にこれまで親しんできた反応を引き起こす。その反応は、これまで生き延びるためにもがいてきた証でもあるけれど、時に古くもなるのではないかと思う。


反射的に起きる反応は、自分の望む未来に繋がっているのか。
この先も同じ道を歩んで行きたいのか。


もし望む未来につながっているのであれば、その癖と手を繋いで歩んでいけばいいと思う。でも、もし望む未来につながっていないのであれば、その流れを少しずつでもいいから変えていく生き方を、私は選択したい。
そして、そんな力が人間にはあると思っている。

もちろん、その癖を生み出すくらいに頑張ってきた”わたし”に「よく頑張ってきたよね。」という言葉を送りながら。

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| 自分の”癖”と向き合った最近

書籍「ザ・メンタルモデル」で言うと、私はおそらく”ひとりぼっちモデル”。 書籍ではこんな風に解説されている。

【ひとりぼっちモデル】

■痛み・繰り返される不本意な現実
「所詮自分はひとりぼっちだ」人が去っていく。離れていく、繋がりが絶たれる分離の痛み。

■特徴と特徴的なキーワード(抜粋)
・人はいなくなるし、去っていくものだという割り切り
・来るもの拒まず、去るもの追わず
・人に過剰に入れ込まない、執着しない
・「好きにしたらいい」が口癖 等

■代償
常に自分や人、世界を割り切って捉え、決してなくならない孤独を抱える。

先日、ある関係性の中でモヤっとしたことが起こった。
一人で考えていくとどんどん悪い方向に考えていく。
その時に改めて”ひとりぼっちモデル”のことや、トラウマ関連のことを考えながら見つめ直してみた。

そうすると、「あ、このままやと孤立の方向に行くな」と言うことに気づいた。そして、これが進んでいくと最悪は関係を終わらせる方向に持っていくんだろうなと。

そして、合わせて相手のことも想像してみると、(これは私の主観なので実際は少し違うのかも知れないけれど)おそらく自分の内側に籠り、自分の中でなんとかしようとするだろうな、と。

どちらかが対話をする方向に持っていかないと、わだかまりが残り、溝ができていくことが想像できた。

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| 親しんできたやり方と別の選択

このまま行くと訪れるであろう未来を想像してみると、そうはなりたくないと感じ、対話をすることを持ちかけた。
そして、対話をしたいと思うまでのプロセスも合わせてシェアをした。

正直、「これ私がやらんとあかんのかな…」と言う気持ちもあったけれど、望む未来を想像すると、その選択をしない理由はなかった。
結果、きちんと話ができ、モヤモヤを解消することができた。
(対話は一人ではできないので、向き合ってくれたことに感謝だ。)

そして、今まで親しんできたやり方と、別の方法を取ることができた、という事実が、ちょっと大袈裟かもしれないけれど、未来の希望のような気もしている。

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| 望む未来に向けて

私にとっては、今がこれまでと別の選択をするタイミングだったのだろうと思う。いつ何時でも向き合い、アンラーニングをしなければならない、ということではない。これまで頑張ってきた自分をしっかり労うタイミングもあると思う。

でも、もし望む未来が見えてきているのであれば、自分の癖を捉え、その未来に向けて歩みを進めていきたい。変えることは簡単なことではないし、相当なエネルギーを要するものだけれど、そんな風にこれからも生きていきたいと思っている。



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綱嶋 陽子(つなしま ようこ)
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