目指してること〜きっかけ〜
高校生から看護学生をしていた私は、18歳で他人の出産を見ることがあった。他人の出産に立ち会わせてもらうことなんて普通の高校生でもないし、この仕事していない限り普通に見る機会はない。
その出産を立ち会わせてもらったのをきっかけに母性看護が好きになり産婦人科っていいなと思うようになった。
その時の産婦人科の印象は、『明るくて笑顔がある場所』
「産婦人科は唯一おめでとうが言える場所」とあるドラマで言っていた言葉が忘れられなく本当その通りなんだと。私はその明るい場所に携われたら幸せなんだろうと安易にその時は思っていた。
正看護師になるための産婦人科実習。そこで出会った方が今の私を作ってくれた。
初めて、不妊、不育症など裏の面を知った。
その人と関わって感じたことは、
『女性は妊娠、出産をどんな状況下でも望むもの』
私は、大人になったら結婚して子供を授かり子育てをすることを当たり前のように考えていた。でも当たり前ではないとその人を通して気付かされた。
その人との出会いをきっかけに、不妊症、不育症についてどのようになってるのかな?と疑問に思った。
そんな疑問があり、婦人科病棟に進むことを決めた。
そこで知った現実は、明るいものではなかった。
死産、中絶、不妊、不育症、子宮ガン、乳がん…
でもその現実を知ったからこそ、私が目指すものに繋がった。
私がやりたいこと、目指していることは
『女性である私が女性のために働きたい』
ということ。
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