帰りの会はすぐに終わらせるべき

子どもたちは帰りの会が長いのを最も嫌がります。「学校が嫌だ」というわけではなく、塾や習い事があったり、友達との予定があったりするなど、子どもたちは放課後の時間をとても大切にしています。宿題が終わってから遊べる子にとっては、放課後の時間は貴重です。チャイムがなる（16時半～17時半）までの時間を有効活用したいのです。ダッシュで家に帰る子も多くいます。帰りの会が長いというだけで、その担任に不満を持つ子どもたちもいるほどです。

私はダラダラと帰りの会をしません。明日の連絡を済ませて5分程で終わらせます。帰りの会を早くすると、子どもたちもダラダラと帰りの準備をしません。私も放課後の時間は少しでも長く欲しいので、子どもたちをすぐに帰らせます。お互いにとっても良いですよね。

帰りの会では一日の振り返りをしたり、日直の良いところを言ったりする活動、今日のMVP、係の時間を取ったりする先生もいます。私も真似をして実践したことはありますが、子どもたちは一分一秒でも早く帰りたいので、話を聞こうとしません。授業が終わっているのに、拘束されているので、イライラしている子もいます。
もし、そういう実践をやりたいのであれば6時間目の最後の授業の中でやるべきです。その方がよっぽど話を聞こうとします。もしくは朝の会に時間をかけて行っても良いと思います。

最近はあまりにも早いので管理職や同僚から「帰すのが早すぎる」と指導されました。集団下校でないのであれば、早く帰らせていいのになといつも思います。