「季節の移ろいに置いていかれている」という感覚を味わう
この一週間ほど、実家に帰省したりデスクワークにどっぷりはまり込んでいたりしていたが、昨日久しぶりに森のようちえんの活動で山に上がった。
すると、秋の草花がずいぶんと咲いていたり、ドングリがたくさん落ちていたりすることに気づいた。
自分が来ないうちにずいぶんと季節が進んだな、と思った。
この「季節の移ろいに置いていかれる」という感覚は、自分が今まで生きてきた中でくりかえし何度も味わっているものだ。
この感覚を味わうたびに、刻々と変わり続ける自然の中で、この時期・この瞬間でしか見られない素敵なものを自分は見逃してしまっているんではないか、というちょっと損をしたような気持ちになる。
それと同時に、自分が落ち込んだり苦悩していたりするのとはまったく無関係に世界は動いているんだ、ということを再認識する。
結果的に、なんか痛いところを突かれたというか、まっとうに叱られたというか、そんな気分を味わって自分のあり方を見直すことにつながっている。
だからというわけでもないけれど、また近々、山に行こうと思う。