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おすすめコスプレマンガのご紹介①

こんにちはゆくろです!

今回は人生の価値観を変えたコスプレマンガを3回?に分けてご紹介させていただきます。

1作目は2014年から2015年にかけて連載された佐久間結衣さんが著書の「コンプレックス・エイジ」という作品です。


コンプレックス・エイジ

コスプレを趣味とする人々(コスプレイヤー)をテーマに、コスプレイヤー同士が直面する人間関係のいざこざや、図画であるキャラクターと現実とのギャップや加齢の悩み、家族や会社の同僚などへの趣味バレなど、コスプレイヤーが現実によく体験したり直面したりする出来事を生々しく描いている。

wikipedia

引用にもある通り心理的描写も含めてコスプレという趣味のリアルな内容が特徴で時折残酷な一面も見せるなど魅力的な作品です!

【高身長 / 26歳で大好きなキャラのコスプレをすることへのギャップ】

主人公の渚は衣装をはじめパーツや靴、ウィッグまで原作に忠実じゃないと納得できない俗に言う「完璧主義」で、さらに高身長(166の筆者には羨ましい)で少女キャラをするには体型が合わないというコンプレックスを抱えています。
キャラが大好きだからこそ体型も衣装も小道具も徹底的にこだわりたいというのは物凄く共感します。

身長が高くないので男装キャラをやるときの身長差を気にしたり、
東方Project」は女性キャラが中心ということで、女性の衣装を作っている時にふと思うことが、

キャラが好きで情熱を注いで作っているからこそ性別の違う私が着て良いのだろうか

という気持ちはたまに感じることがあります。

コスプレは自由なんで気にすることはないのですが、この気持ちが「オーダーメイドをやりたい」という考えを生んだ1つにもなっています。

【コスプレの趣味バレ】

渚の職場でコスプレを隠しながら密かに活動している上司がいるのですが、あることを機に職場に趣味バレてしまいます。
噂を立てられたり、良い年して何してるんだという辛辣な話から最後は退職という末路を迎えてしまいます。

「趣味バレ」はコスプレをしていると通る道で

1. 職場や学校・家族にバレないようにとにかく隠す人
2. オープンで堂々と語る人

の2通りがあると思います。

筆者は後者で、
衣装や造形製作ができるようになったり、友達ができたり、新しい夢ができたり人生に希望を与えてくれる趣味を隠す必要はないと思ってます。

コスプレをオープンにするときは、
「いつも同じ服着て寝癖でおしゃれもしないこの地味男がコスプレでどんな姿に化けるんだろう?」
という偏見を持たれるのがわかっているので、付加価値を加えて話すようにしています。

  • 衣装や造形、ウィッグなどを自作している

  • 男装(東リベ) / 女装 / 人外(鬼滅の鬼など)でジャンルが幅広いこと

  • メイクの話で本気度を感じてもらう(涙袋の作り方など)

筆者は男なので「メイク」に関しては強調していました!
寝癖地味男が女装したときどんな姿に化けるかはイケメンでもない限り想像したくないでしょうから(笑)

そこまでオープンにすると逆に気になって話を聞いてくる人が多かったです。というか否定してくる人は友達も職場も過去にいません。(そんな人は秒で縁切ります!)
清掃会社のとき上司が二人いたのですが、二人とも姉が過去にレイヤーだったこともあり慣れてました(笑)

コスプレ市場が近年活発化していることや、オタクであることが付加価値として好意的に認められるようになった今では、「コスプレ」という趣味を隠す必要性はあまりないのかもしれません。

【 嫉妬からのア○チ 】

主人公の渚の友達が他のレイヤーからの嫉妬を機にア○チに合うという話なのですが、ここはかなり胸が痛いです😭

経験として、

「人をこき下ろすことしか取り柄のない可哀想な人」
「夢中になれるものがあって、この人にはないものが俺にはある」
「そんな人の気持ちを考えてる時間がアホらしいから勉強して前に進もう」

と心の中で思いつつ無視しているうちに消滅しました。

嫉妬から叩きたくなる気持ちはわかりますし、考えたこともあります。
しかし、それを実行したら人としても人生においても負けです。
心を入れ替えて数年後に立派な人間になったとしても、自分に負けて他人を傷つけたことは一生拭えない罪として背負わないといけないです。

結論、そんなことしてる人生の時間が勿体無い!

【 趣味を仕事にする 】

渚の周りで色々な変化が起こり、年齢でコスプレを続けていくことへの葛藤などから成長し「趣味」を仕事にしていくのですが、
これ以上ネタバレ防止のために書きません!🙇

コスプレを始めてモノづくりに目覚めたあと
「それ仕事にすればいいじゃん」
という意見から本当にそれを仕事にしていいのか?悩んでいた時期だったときに、作中の結末で背中を押されました。

趣味を仕事にする = 好きなことを仕事にする
という現実に対し作中で語っていたことで、「好きなことを好きにやれない」という話があります。

例えると「飲食店」のWebデザインを作るのが好きで得意なデザイナーが「土木会社」のデザインを作れと言われたら恐らく価値観と違うもので逆境が生まれると思います。
しかし、そこに「好き」という気持ちをどれだけ高く持って逆境に取り組めるかが「好きなこと」を仕事にしていく上での継続と向上に繋がっていくんだと思います。

実は昔コスプレが苦手だったお話

コスプレの趣味バレ】の話に少し戻るのですが、
私はコスプレを始める数年前は2次元大好きオタクで、画像検索で表示されるコスプレ写真は少し苦手でした。
(メイクが凄かったり作品と同じような構図の写真は素直に尊敬し感動してました!)

当時から
「キャラが好きだから衣装を着てコスプレしている」
という価値観を理解していたのですが、衣装を着るだけでメイクをしないレイヤーの写真を見ていたことによる偏見がありました。

コスプレを始めた経緯は自己紹介で語りましたが、そのときの経験から
コスプレイヤーは苦手という話もとても理解できますし、
「ちゃんとメイクして画面の向こうで当時感じていた昔の私に恥じることがないレイヤーになる」
という価値観の元で現在の活動に至っています。
(自分語りすいません!🙇)

まとめ

コンプレックス・エイジ」というコスプレ漫画についてご紹介させていただきました。
まだまだ紹介足りないのですが、あとは手に取って読んでみて様々な価値観を見つけていっていただけたらと思います。

好きを仕事にすることへの葛藤とリアルを現実的に描いた作品なので、コスプレイヤーをはじめ「趣味 または 好き を仕事にしたい」と思っている人にもおすすめの漫画なのでぜひ読んでみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!
アニメ化してほしかった…

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