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飯綱丸龍 コスプレ製作記録②「ワンピース」

こんにちはゆくろです!
久しぶりの更新になりましたが、今回は飯綱丸龍の製作記録第二弾でワンピース作りの記録をまとめました。


型紙コンセプト

飯綱丸の衣装はワンピースなので、
文化式の「誌上パターン塾 ワンピース」を使って型紙を作っていきます。

ワンピース編以外にも「トップ編」「スカート編」を持っていますが、こちらのワンピース編を使ってパターンを作るときにはそれ以外のトップ編、スカート編があるとアレンジの幅が広がる思います。

首元にスタンドカラーの襟で上着の部分だけを前開きという構造にします。(語彙力なし)

原作では前開きではないのですが、

⚫︎ 飯綱丸龍という大天狗がファスナーを開け閉めして服を着てる場面が想像できない。
⚫︎ そもそも幻想郷(東方Projectの世界)にファスナーという概念があるのか?(※注. 個人的な史観です。)

という疑問が発動したので、今回は前開きのアレンジにします。

型紙起こし

自分の体型に合わせて適切な「号」を選択してハトロン紙に型紙を写していきます。 

スカートは二段構造にしたので、スカートと上着の部分でパーツを分解する必要があります。

上着の型紙にスカート2枚分の縫い代を2cm付け足しました。
(このやり方が正しいか不明)

製図中

普段は時短のために「でぃあこす」さんや「うさこの洋裁工房」さんの型紙を使用するのですが、今後において求められるパターンの技術とイメージしてるワンピースの型紙がなかったので、今回は自作していきます。

製図完成

仮縫い

シーチング布を使って作った型紙を形に起こしていきます。
筆者は♂なので、女性の衣装を作るときはコスプレで使用する擬似胸を装着した上でサイズを確認してます。

以前製作していた頭襟と腰回りのコルセット組み合わせて完成イメージに近づけます。
袖は失敗する可能性が低いと思ったので作ってないです(笑)

本縫い

仮縫いで全体的な完成図が見えたので、本縫いを行います。

今回使用するメイン生地は「ちりめん」になります。
「天狗」は日本の妖怪なので、"高級感"と"日本の伝統織物"という和風のコンセプトをイメージしました。

ワンピース本体の縫製

裁断・縫製中

スカートにフィギュアが入る大きさのポケットをつけました。
イベント中はスマホをカバンに入れると他の購入品と混ざって探すのが面倒なのでポケットは必ずつけています。

2段スカートにはそれぞれ異なる種類のフリルをつけています。
(フリルが高くて同じものを揃えられなかった)

襟の縫製

襟の白い部分の構造が不明なので、ネックウォーマーで仕上げることにしました。
ベースはスタンドカラーでアレンジとしてフリルをつけます。

袖の縫製

袖は「タックスリーブ」▶︎「カフス」▶︎「姫袖」の順番で縫製すると飯綱丸風の袖が作れます。

型紙から縫製まで
袖をつけたあと

完成

全パーツ縫製して完成したものになります!
ボタンはチャイナボタンで裏地もつけてあります。

ちりめんで和風のコンセプトにしたのですが、フリルをつけたことで洋風になってしまった感があるので、素材選びも事前に検討しておくべきでした。

残りの「袈裟」「肩章」「コルセット」も引き続き製作していきます。


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