「志望動機はお金です」あり?

こんにちは、近藤夕子です。

最近採用についてのご相談がちらほら増えてきました。

人を雇うというのはつくづく責任のある大変なことですね。


では、面接のとき、どちらがいいですか?

『この会社に憧れていて、ずっと入社したい!働くならここだ!って思ってたんです』

『◯◯先生に憧れていて、ずっと目標だったんです。一緒に働けるチャンスだと思いました』


こんな志望動機の方はどうですか?

熱意があって、意欲もありそう。
そして何よりうちの会社が好きだと言ってくれている!!
すごく良さそうで、諸条件あえば採用ですか?



じゃあこちら。

『時給の高さにひかれました。このあたりで1番スタート時給が良かったんです』

『休日の数、そして産休から復帰したスタッフが複数人いらっしゃったからです。将来的に子どもを持ちたいと考えているのでたいへん魅力的にうつりました』


…え、お金?休みの話…?
なんとなーく、初めの人の方が会社を好き!というのが強くて好印象ですか?
入社前から有給や産休の話…?って思っちゃいますか?


これは特に正解とかがある話ではなく。


お金の条件にひかれた、というとなんか嫌だという面接担当者もいますが果たしてどうでしょう?

憧れのサロン。
憧れの先生。

イメージでしか知らなくて、良いところしかまだ見てない状況。
勝手に自分の理想を押し付けてる可能性もあります。

サロンに入ったら、、、

あれ?なんか全然お客様思いじゃない!!売上ばっかり!
(お客様思いかどうかというのもまた個人的な価値基準で判断することが多いですが)

え?
◯◯先生、こんな人だったの?思ってたのと違う…ガッカリ…


【憧れ】とか【素敵】みたいなものは、ちょっとしたことで失われやすい。

勝手に好きになって勝手に幻滅する、みたいな笑

【お給料】や【休日】みたいな勤務条件のようなものは、初めにきちんと話し合っていればその条件が不足しない限り、そのスタッフが離脱するきっかけにはなりにくいです。

その方自身も志望する理由が明確になっているところがとても安心できます。

何より、仕事として選んでいる点が一緒に働きやすそう。


きちんと一定のモチベーションで勤務してくれる人というのは実はとっても貴重で欠かせない人です!
お給料に理由がある人はそういう方が多いです。

そのため、個人的にはお給料、という人に好印象です。


どっちがいい、わるいではありません。
どちらも必要なスタッフタイプです。


じゃあ、よりスキルアップしたい、より自分を磨きたい。
【自己実現】を大切にしている人はどうでしょうか?


続きます!


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