スターバックスの話をします
以前Xのフォロワーさんからこういう風に言われていたのを思い出しました。noteのお題がもらえるなんて嬉しいので、いま書きます!
わたしはスターバックスがめちゃくちゃ好きです。けっこうなペースで通ってます。
具体的にどれくらい好きかというと、
ゴールドスター(スタバで一定以上購入するとなれる)の会員権をたぶん3~4年は維持してる
遠出した時に自分用のおみやげとしてスタバのカードを買ってる
スタバで2万円くらい購入するとひとつ交換できるようになるヘビーユーザー限定オリジナルグッズを、すでに3つ持ってる
……と、だいたいこんな感じ。好きすぎか?
いろいろ書きたいことがあるので、この記事にまとめて書いちゃいます。以下の目次をご覧いただいて、好きな項目から読んでいただければと思います。
それではどうぞ!
思い入れのあるお店の話
スタバはいろんなところにあります。その中には思い出深い店舗も結構ありまして……。
太宰府天満宮表参道店
福岡県は大宰府の有名な店舗。
隈研吾氏がデザインを手掛けており、たくさんの木の棒を組みあげたような店構えが特徴です。日本のスターバックスを代表する店舗として名前を挙げる人も多いんじゃないでしょうか。
わたしは一歩も入ったことがないのですが、たった一度だけ、修学旅行の時に前を通りがかったことがありました。写真で見てもなかなかですが、実際に目の当たりにすると異世界への入り口みたいでよりインパクトがあるんですよね。
初めて見たときは「なんだあの変な建物」程度に思っていたのですが、後から調べてスタバだと知った時の衝撃は凄まじかったです。あんなに思い切りが良いデザインのカフェってそうそうないですよ。
福岡にまた行く機会があれば、ぜひこのお店を見学したいと思っています。スタバとは関係ないけど梅ヶ枝餅もおいしかったし、また食べにいきたいな。
高輪ゲートウェイ駅店
山手線でいちばん新しい駅「高輪ゲートウェイ」の構内にあるスターバックス。ビジネスマンの多い土地柄からか、ひとり客の利用を想定したミニマルかつ開放的な作りになってるのが特徴の店舗です。
わたしはここでUTAU音源を録ったことがあります。
「山手線を一周しながらUTAU音源を録る」という記事を執筆するためにこの店舗を訪れ、実際にUTAUを1音階録りました。スタバでUTAUを録った者は世界中探してもおそらくわたししかいないでしょう。
あの日飲んだラテの味をわたしは忘れません。すごい体験だったから……。
小田急新宿店
新宿駅の小田急線周辺で始まった大規模な工事に巻き込まれる形となり、現在は閉店している店舗です。テイクアウト専門店のため椅子などもなく、こぢんまりとしていました。
わたしはかなり新宿が好きでよく行っているのですが、お店があった当時は街歩きのついでに寄り道していました。
行くといつも2~3人くらいの列があって、東京の人間はみんなスタバが大好きなんだな~などと考えていたのを思い出します。本当に便利だったから、工事終わったら復活してくれるといいな。
記憶の話
スターバックスのヘビーユーザーにとって欠かせないもの、それがスターバックスカード。
このカードを使うと、ポイント(スター)がたまってクーポンと引き換えることができたり、アプリと連携してモバイルオーダーが使えるようになったりなど様々な恩恵を得られます。
わたしは先述した通りこのカードを複数持っているのですが、メインで使っているのはもっぱらこのデザインのカードです。
これは2019年に発売された宝島社「STARBUCKS OFFICIAL BOOK」の付録として同梱されていたもの。クリアカードを用いた洗練されたデザインが気に入っています。
わたしはこれを、ある人からクリスマスプレゼントとしていただきました。
わたしは当時からスターバックスが大好きでしたが、カードを持っていなかったため入手するか迷っていました。そんなときにこれをいただいたわけですから、もう本当にうれしくて泣くほど喜んだ記憶があります。
プレゼントは何をもらってもうれしいですが、ここまでヘビーユースしているいただきものは他にないかもしれません。
そういえば以前横須賀のお店に行ったとき、このカードを見た店員さんから「長い間ご利用いただいてるみたいでありがとうございます!」と声をかけてもらったことがありました。
横須賀のお店に行くのはその日が初めてだったので驚きましたが、手元のカードを見てその言葉の意味に気が付いたとき、なんだかとても温かい気持ちになったのを覚えています。
最近飲んでるものの話
ここではカスタマイズも含め、定番メニューのみ挙げていきます。
「ホットココア」+豆乳変更(+チョコソース)
気持ちが落ち込んだ時やなんとなく疲れた時にはスタバのココアを飲んでいます。優しい甘みで、飲んでいると心が落ち着くので好きです。ココアと豆乳は生理痛に効果があるといわれているそうなので、毎月不安に過ごしている女性の方にも良いかもしれません。
注文するときは「ホットココア」を選択するのがミソ。ホットにするとホイップクリームがデフォルトで装備されるので少しお得です。
さらに無料のチョコレートソースを足せば、より華やかな見た目になって気分が上がりますよ。
「カフェミスト」+ブレべミルク変更(+はちみつ)
カフェミストとは! ド定番の「ドリップコーヒー」にフォームミルクを注いだものである!!!
……「それじゃあ「スターバックスラテ」と同じなのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、実はかなり違います。
スターバックスラテは少ない量のコーヒーを濃く抽出した「エスプレッソ」に対してミルクをたっぷり注いだもの。カフェミストとスターバックスラテでは、コーヒーやミルクの濃度が異なるのです。
このカフェミスト、実はスタバのなかでもトップクラスにお得な飲み物。というのも、なんとミルクのカスタマイズがすべて無料で楽しめるからです。
ふつうなら追加料金がかかる豆乳やアーモンドミルク、ブレべミルクなどへの変更も、カフェミストであれば全部無料で試せます!
個人的なおすすめはブレべミルク変更です。ミルクの存在感が増し、スターバックスラテともちょっと雰囲気の違うコーヒーに変化します。甘みを足したい人は、店員さんにお願いしてはちみつを入れてもらっても良いでしょう。
カフェミストは一度注文するとその日のうちに使えるお代わり半額のクーポンがつきます。コーヒーをたくさん楽しみたい人は、こちらもあわせて活用してみてくださいね。
「アイスティー(ブラック)」+ホワイトモカシロップ
ホワイトモカシロップとはホワイトチョコレート味のシロップのこと。これをアイスティーに追加すると、さながらミルクティーのような見た目と味に変化します。
このカスタマイズで錬成したミルクティーは、他のティーラテと比べてもさっぱりとした味わいになるのが特徴。まさにこれからの季節にぴったりのメニューと言えるでしょう。
かなり簡単に再現できて覚えやすいカスタマイズなので、スターバックスにあまり詳しくなかったころから実践していました。いまでも喉が渇いたときにはつい手が出ます。おいしい。
スタバでは氷を減らす/なくす代わりに飲み物を増やしてもらうことができるので(※公式のカスタマイズです!)、そちらと併用するのもおすすめですよ。
「オリアート ゴールデンフォーム コールドブリュー」
常設メニューの中で一番好きです。
3月に販売店舗数を拡大したばかりですが、まだ全店に行き渡っているわけではないらしいのが惜しいなと思っています。邪道と思われるかもしれませんが、コーヒーが好きな方には是非一度味わっていただきたいです。
そう、このメニュー最大の特徴は「コーヒー+オリーブオイル」という異色の組み合わせにあります。この詳細を知って驚いた方、そして「なんか変じゃない?」と忌避してしまった方、きっと多いのではないでしょうか?
しかし一口飲むと、オリーブオイルでできたフォームのクリーミーな口当たりとコーヒーの風味が違和感なく溶け合う不思議なおいしさを楽しむことができます。
初めてこれを飲んだ時、
「ミルクやコーヒークリームのような感覚でオリーブオイルをコーヒーに投入する並行世界がこの世界と隣接して存在している」
「その並行世界が今日のスターバックスを介してこちらに干渉・侵略しようとしている」
……などと錯覚し、戦慄したのを覚えています。つまり感動したということです。
「オリーブオイルとコーヒーを組み合わせるって、ど?」と周囲に提案した人は本当に偉大なアイデアマンだし、そのアイデアを試すのにもきっと勇気がいったはず。「日本で展開してもきっと受け入れられると思うよ!」と言って販売店舗を拡充したスタバの担当者さんも、きっと並々ならぬ熱意をもってこのプロジェクトを実現させたんだと思います。
スターバックスの方々のコーヒーのおいしさを追及する姿勢が、この「オリアート」という偉大なメニューを作り上げたのです。
シロップが入っているので、甘みのあるコーヒーが苦手な方は抜いてもらっても良いかもしれません。みなさんもほんのちょっとの勇気を胸に、是非この味わいを体験してみてください。
コーヒープレスとコーヒーの話
「コーヒープレス」というサービスをご存じでしょうか。
淹れたてのコーヒーが味わえるサービスです。
スターバックスにはこれとは別に、「ドリップコーヒー」というメニューも存在します。ド定番のメニューなので、「スタバのコーヒーと言えばドリップコーヒーでしょ」という認識の方も多いのではないでしょうか。
コーヒープレスのコーヒーは、そんなドリップコーヒーとは別物のメニューです。いろいろな違いがあるので、まずは見ていただきましょう。
[比較]ドリップコーヒー
豆が日替わりで、選べない
抽出方法がドリップ式
(フィルターに挽いたコーヒー豆を入れ、そこにお湯を注ぐ形式)作り置きのものが出てくる場合が多い
[比較]コーヒープレス
店舗にあるすべての豆の中から好きなものを選べる
抽出方法がフレンチプレス式
(特殊な器具で抽出する形式。コーヒー豆由来のオイル成分も楽しめる)抽出方法の都合上、必ず淹れたてのコーヒーが飲める
店内で楽しむ場合は店員さんが自分の席までコーヒーを持ってきてくれる(!)
……こんな感じで、結構差があります。提供までに時間がかかるし価格も張りますが、かなり特別感があって楽しいメニューです。
抽出方法の違いを楽しむために、ドリップとコーヒープレスを同時に注文して飲み比べる人も多いそう。
豆選びに迷った場合は店員さんにお任せしたり、好みに合うものがあるか相談してもいいかもしれません。多分こういう時のために黒エプロンの店員さんがいるんでしょうね。
わたしもコーヒープレスを試したことがあるのですが、ドリップとコーヒープレスでは確かに味が違ったような覚えがあります。
コーヒープレスのほうがまろやかで、ちょっと味が濃く感じるような……。
この時はおまけとしてドリップコーヒーをつけていただけたのがラッキーでしたが、いずれはちゃんと両方買って飲み比べてみたいです。
さて。……
スタバオタクをしていると、時々「スターバックスはコーヒーを飲む店じゃない」という言葉を耳にすることがあります。
確かに、いつも人々に注目され盛り上がっているのはカラフルなフラペチーノばかり。その様子を見ている人の中には、「スタバはフラペチーノばかりに力を入れていて、本来メインであるはずのコーヒーを雑に扱っているのでは?」と感じる人もいることでしょう。
かくいうわたし自身も結構最近まで(それこそオリアートと出会うころまでは)スタバでコーヒーをちゃんと飲んだことがありませんでした。「スタバと言えばコーヒーだよね」という人は、あまり多くないのかもしれません。
でも、いくらフラペチーノやほかのラテが有名だからとはいえ、スターバックスが「コーヒーをおざなりにしている」と決めつけてしまうのは違うんじゃないかな?と思います。なぜなら、スターバックスではコーヒーを楽しむための環境整備を常に推し進めているからです。
その一端として存在するのが、普段と違う抽出方法でコーヒーを楽しめる「コーヒープレス」のサービスだと思っています。
スタバではほかにも、コーヒーとともに食べ物を楽しむ「フードペアリング」の開発を進めたり、
コーヒーを家庭でも楽しめるようお店で講座を開いたりなど、さまざまな方法でコーヒーの楽しみを人々に広めています。
コーヒーセミナーは全国各地の店舗でたくさん開催されているようなので、いつか行ってみたいです。1,100円って結構お得に感じるし……。
ほかにも、先述したオリーブオイルのコーヒー「オリアート」などの革新的なメニューも、コーヒーのあらたな可能性を人々に広めるために開発されたものと言えるでしょう。これらのメニューの目新しさに驚いた方は少なくないはずです。
期間限定のフラペチーノは確かに話題になりがちだけど、店先にはいつだって「スターバックスコーヒー」の名前が掲げられているし、日本における正式な社名は「スターバックス コーヒー ジャパン株式会社」……コーヒーとスターバックスは切っても切れない関係性にあります。
シアトルの地で産声を上げてからずっとコーヒーとともにあったスターバックスは、今も昔もずっと、様々な手段を駆使しながら、コーヒーを楽しむ喜びを我々に提供し続けているのです。
スターバックスのコーヒー、最高!!!!!!!
……それはそれとして。
スタバでいちばんおいしいものの話
……ここからは、「スタバでいちばんおいしいもの」の話をしましょう。異論は認めます。
わたしが思うに、
スターバックスでいちばんおいしいのは、
間違いなく、これですよ。
そう、
ジョイフルメドレーティーラテ。
スタバでいちばんおいしいのは、ジョイフルメドレーティーラテです。
では、今日はこれで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?