不穏破壊4
「不穏破壊」とは、雑記シリーズの名称である。周囲でちょっと落ち込むことがあった時、気を紛らわせるためにパーッと書いて公開するものだ。
でも実は今、わたしはあまり不穏を感じていない。超平和。強いて言うなら、梅雨が近づいていて面倒だな~と思うくらいだ。
とはいえ、将来とてつもない不穏におびえる日がやってくるかもしれない。そう思うと「今からでも不穏を破壊しておかねば」と焦燥感にかられる。
だから、今日も自分にとって楽しいことを全力で記事にする。
突然ごめん。わたしは自分の部屋がめちゃくちゃ好きだ。
うひょ~! 良すぎる!
ということで、今回の「不穏破壊」はわたしの部屋紹介記事を書く。よろしく頼もう。
ユコナル・ルームツアー
まずは一応、わたしの身の上話から。
わたしは実家暮らしの社会人(を装って生活している寿司)だ。
この家には2年ほど前に越してきた。もともとは祖母がひとりで暮らしていたのだが、祖母が亡くなってしばらく放置されてきたところを我々が拝借している。
引っ越しの際には大幅なリフォームを施した。わたしの部屋はもともとダイニングキッチンだった場所で、窓際には立派なシンクなども付いていた。今の状況を祖母が見たらきっと驚くことだろう。
好きなところ①:椅子
まずこの部屋のキーとなるのは、椅子だ。
この椅子は最高だ。ゲーミングチェア特有の重厚感、インパクトのある柄、いい意味でゴワゴワとした心地よい手触り、そして何よりフィット感のある座り心地、すべてがそろったパーフェクトな存在だと思う。
現在は「PRO」としてアップデートされたものが売られているのだけど、わたしが持っているのはその前に発売されていた旧型。でも座り心地が良いのには変わりないので非常に気に入っている。組み立てを自力でやったこともあって愛着も強い。
ご覧いただければわかる通りこの椅子は本当にかっこいいのだが、デザインがゴツくて癖が強いともいえる。下手な部屋に置いたら浮いてしまうこと必至だ。なのでわたしは部屋を作るとき、まずこの椅子を基準にインテリアをそろえようと考えた。
何なら壁や、
床も、
あの椅子基準で色を選んだ。デジカモのモノトーンと、椅子の差し色的に使われた濃いブラウン。かっこよさとは、これくらいシンプルな色彩から生まれるのだと思う。
好きなところ②:壁につけているもの
石膏製の壁にいろいろなものを取り付けて楽しめるのもこの部屋の良いところ。わたしの部屋では、エアコンを除くと3つのものが壁にくっついている。
①時計
odosonさまによるハンドメイドの壁掛け時計。引っ越し当時部屋に時計が一切なく不便だったので、自分の趣向に合うものを3か月くらいかけて探した結果これに行きついた。
真鍮っぽい塗装が個性的で、時間帯や見る角度によって表情がかなり変わるのが面白くて良い。今振り返ると、部屋の中でこれを眺めてぼんやりしている時間も多いような気がする。
②ポスター
昔から部屋にポスターを貼りたい願望があったので、引っ越しを機にそれがかなったのはとても嬉しかった。今はニトリのポスターフレームに、昨年開催されたAKIRAセル画展のポスター(鉄雄バージョン)を入れて飾っている。それ以前には中野ブロードウェイのポスターやマトリックス レザレクションズIMAX版のポスターを貼っていたこともある。
フレームは結構大事な要素だ。入れるだけで高級感が出るし、ポスターに穴をあけることがないのが素晴らしい。実を言うとポスターそのものよりフレームのほうが高かったのだけど、今となっては「妥協せずに買ってよかった」と思っている。
③無印良品 壁に付けられる家具棚
部屋の壁が石膏だと聞いた時、まず頭をよぎったのがこの家具棚の存在だった。いろいろ考えた結果、異様な場所に設置されていたコンセント(おそらくキッチンだったころの名残)のそばへ設置することにした。
かなり無計画に購入・設置した(ためちょっと斜めっている)のだが、現在はCDプレイヤーの置き場所として活躍している。ウォルナット材の渋い色味もかっこいい。
好きなところ③:棚
この部屋にはクローゼットなどの収納スペースがないので、引っ越しの時にかなり苦労した覚えがある。大きな荷物や服などは、家族にお願いして別の部屋に置いてもらうこととなった。
でも、なんとか棚をふたつだけ持ってくることに成功。そのどちらにも、お気に入りのアイテムをいろいろ詰め込んでいる。
本棚
IKEAで売っていたという本棚。もとは母が使っていたが、「使わないならわたしの部屋に置かせてくれ」と懇願し使わせてもらえることになった。
棚にはコレクション途中の漫画がいくつかあるが、我ながらいい感じに並べられていると思う。いつまで連載が続くか不透明な作品もあるが、もし棚が満杯になったらその時に対策を講じるつもりだ。
雑多な棚
はるか昔から我が家にあった出自不明の棚は、文字通りいろいろなものを雑多に入れるために使っている。一番上の段にはフィギュア・メガネケース・アクセサリー、それより下の段は購入した同人誌やこまごましたものを入れる場所としている。
収納に使うボックスは無印良品のファイルボックスに統一し、ゲーム「DEATH STRANDING」でおなじみのダメージセンサーテープを貼っている(友人が貸してくれたのでありがたく使わせてもらった)。黒のケースもあったのだが、テープの見栄えを考慮すると白にして正解だったように思う。
また、この棚にはCupheadに登場する「Ms. Chalice」のフィギュアを置いている。フィギュアケースに不自然な空きが出来ているのを見つけた姉が置いていったものだ。もうしばらくの間は、チャリスちゃんにこの場所を守ってもらうことにしよう。
好きなところ④:ベッド
引っ越し以前は姉と二段ベッドを使っていた。ベッドはその当時のものの使いまわしだ。もう十数年ほど使っているけど、丈夫なのでまだまだ使い続けられるはず。大事にしたい。
春夏の寝具カバーはニトリのコットンウォッシュカバーで統一している。シャリシャリザラザラとした手触りながら、洗うことでどんどん体に馴染んでくるのが良い。グレーの色合いもちょうどよくて、部屋にあっている気がする。部屋の印象が変わりすぎるのは良くないと思い、秋冬の寝具カバーも似た色味のものを選んで使っている。
ベッド周辺はぬいぐるみ置き場だ。今はもう売られていないニトリの「抱き枕クマ」が2匹、ユニベアシティ「トリック」、人生のぬいぐるみ「サンズ」、ラプンツェルのカメレオン「パスカル」……という感じで、ディズニーが多いが結構雑多だと思う。
ちなみにニトリの抱き枕クマシリーズは一家総出でコレクションしていて、ほかの部屋にいるのと合わせると全部で6匹が我が家で暮らしている。
今後の展望
わたしはこの部屋がかなり好きだけど、もっといろいろできるような気もしている。だから備忘録として、今後この部屋にたいしてしてあげたいことを羅列する。
・ルームフレグランスを取り換える
これはなるべく早めにやっておきたい。なぜなら今置いているものがかなり減ってきているからだ。
今使っているものを続投するのもいいけれど、ちょっと奮発してもっといいのを置いてもいいかな……と思って探している。今気になるのはずばり、ジェラピケのやつだ。おしゃれだし、置いておくだけでよく眠れそうな気がする。
・植物を置く
長らくのあいだ観葉植物を置きたいな~と思い続けているけれど、これ以上「飾るもの」が増えると部屋がごちゃごちゃしそうなので逡巡している。
ただ植物を置くこと自体は悪いことではないと思う。きっと生活が充実するに違いない。エアプランツとかなら100円ショップとかで気軽に買えるし、部屋との相性もよさそうだ。気になる。
自室、とても好きだ。本当はもっといろいろこだわりがあるのだけど、全部書こうとすると文量が凄まじいことになってしまうので一旦ここで止めておく。
この部屋がずっと最高の空間でありつづけられるように、今後も仲良く付き合っていけたらいいな。
では、今日はこれで。
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