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日越カップルの国際遠距離結婚の手続き (日本編)

はじめに

Yuki Minhです。
お久しぶりです。

2年5ヶ月と1日の国際遠距離恋愛を経て、ベトナムに住む彼女と2022年8月24日に日本で結婚し、夫婦となりました。

結婚するのは初めてで、且つ国際結婚も初めてだったので、右も左もわからない状態で結婚手続きをしました。
自分で調べたり、いろいろな人に聞いたりしながら進めていきました。
ベトナムでの結婚手続きはこれからですが、とりあえず日本での結婚手続きは済んだので、そのノウハウをまとめておきます。

あくまでも僕達の結婚手続きのまとめになります。
ご自身の結婚手続きはご自身の責任において行ってください。

前提

国際結婚の手続きと言っても、いろいろなパターンがあります。
僕達は以下の前提条件で進めていきました。

  • 僕は日本人、彼女はベトナム人 (日越カップル)

  • 彼女はベトナム在住 (国際遠距離)

  • 日本で先に手続きをし、その後にベトナムで手続きをする (日本先行型)

日本での結婚手続きの流れ

大きな流れは以下です。

  1. 役所に必要な書類を聞く

  2. 書類を集める、作成する

  3. 役所に書類を提出する

では1つ1つ詳しく解説しましょう。

役所に必要な書類を聞く

まずは住んでいる市区町村の役所に行って、日本での結婚手続きに必要な書類を聞きました。
基本的に日本での結婚手続きは役所に必要書類を提出するだけで完了し、1人で完結できます。

私は月曜日から金曜日まで勤務している会社員のため、平日に役所に行くことが難しいです。
私の住んでいる場所の役所は第2・4土曜日に午前中だけ営業していたのでそのときに行きました。

窓口に行ったら、まず自分の状況を伝えてください。
国際結婚の手続きといっても、相手の国籍や住んでいる場所によって異なるためです。
僕の場合は、上記の前提を伝えました。

僕が最初に役所の方に聞いた必要書類一覧は以下です。

  • 共通

    • 婚姻届

    • 出生証明書

    • 独身証明書

    • 国籍証明書

    • 申述書

    • 戸籍謄本 (全部事項証明書)

    • 本人確認証 (免許証)

おそらく、通常の日本人同士の結婚の場合は婚姻届だけで十分でしょうが、国際結婚の場合には追加書類が必要となります。
1つ1つ解説します。

婚姻届

婚姻届のフォーマットは役所でもらうことができます。
私たちは書き損じしたときのために、念の為2枚もらいました。
もし雑誌の付録やオリジナルのフォーマットの婚姻届を使用したい場合は、役所の職員の方に使用できるか確認しておきましょう。

相手が外国人の場合は、婚姻届の書き方に注意点があります。
記入の仕方も役所の職員の方に聞いておきましょう。

出生証明書

この書類はベトナムで取得する必要があります。
原本はベトナム語で書かれているため、日本語への翻訳が必要です。
そして、公証する必要があります。

独身証明書

この書類もベトナムで取得する必要があります。
原本はベトナム語で書かれているため、日本語への翻訳が必要です。
そして、公証する必要があります。

国籍証明書

この書類は結論として必要ありませんでした。
国籍については独身証明書に記載があったためです。
※役所の職員の方によって言うことに違いがあるので、何回か別の人に聞くのが良いです。

申述書

申述書のフォーマットは役所でもらうことができますし、書き方も教えてもらえます。
ですが、こちらの書類も結果的に不要でした。
出生証明書や独身証明書は公証されているからというのが理由でした。

戸籍謄本

こちらは住民票の置いてある自治体ではなく、本籍がある自治体から取り寄せる必要があります。
僕の出身は長野県で、本籍も長野県に置いてあるのですが、直接行ったり郵送で取り寄せるのは手間がかかります。
そのため、コンビニで戸籍謄本の発行を行いました。
戸籍謄本を発行するためにはマイナンバーカードが必要で、予め利用登録が必要です。
そもそも、コンビニでの戸籍謄本の発行については、本籍の置いてある自治体が対応していないといけないので確認が必要です。
詳しくは本籍のある自治体のWebサイトやコンビニの案内を参照ください。


本人確認証

僕は運転免許証を提示しましたが、マイナンバーカードやその他の証明書でも良いと思います。
役所の職員の方に確認しておきましょう。

書類を集める、作成する

どんな書類が必要か把握したところで、書類を集めたり、作成を行います。
パートナーの方と協力して行いましょう。

パートナーが海外に住んでいる場合は書類のやり取りを何度もすると、時間やお金がかかってしまいます。
そのため、不明な点がある場合は、役所の職員の方に聞くのがおすすめです。
実際の書類を見せながら相談した方が、役所の職員の方が具体的なアドバイスができます。
僕はLINEやiPadなどのデジタルツールを活用しました。

僕は3回ほど役所に出向いて確認を行ったおかげで、結果的に彼女との書類のやり取りは1往復だけで済みました。

役所に書類を提出する

上述した書類を準備することができたら、役所に提出しに行きます。
僕は1人で提出しました。
本当は2人で提出し、役所にあるパネルの前で記念撮影をしたかったのですが。
役所に書類を提出した1日後に婚姻届受理証明書、2週間ほどで新しい戸籍謄本を取得できるようになります。

最後に

国際遠距離恋愛を経ての結婚なので、まずは書類上で結婚しました。
ベトナムでの結婚手続き、それから配偶者ビザの手続きはこれからで、一緒に暮らすのは来年になる見込みです。
それまでは国際遠距離夫婦となります。
夫婦で力を合わせて、幸せに一緒に暮らせるように進めて行きます。

僕達の結婚手続きのノウハウがみなさんのお役に立てれば幸いです。


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