入院生活② 妊娠高血圧腎症
入院生活が2週間を経とうとするある日。
それまで何も無かったのに、夜中に急に息苦しさといつか体験した胃の痛みがやってきたのです。
あーどうしよう。また耐えれば治るかな?でもなんか息苦しいしぼーっとする。。と思い、何故かナースコールを押さず、自力でナースステーションまで歩いて言ったのですΣ( ´・ω・`)
そして症状を訴えるとすぐさま血圧を計られました。この時私は既に意識が朦朧としていてよく分からなかったのですが、医師の何かあったらまずいから点滴入れよう。助産師さんは私に血圧を下げるお薬入れますねと説明し、腕にブスっと点滴の太い針をお医者様が刺したのでした。
その時ようやくあー血圧やばいんだあ。てかあの日の夜に胃が痛くて死にそうだったのもこれなのな!とようやく事態の重さに気づきました。あの時は救急車呼ばなかったけど下手したら私もお腹の中の子も死んでたかもと思うとゾッとします。
そして点滴を入れて言われたのがこのまま血圧が下がらないと、赤ちゃん出してあげないといけなくなっちゃうかもしれない。とりあえず朝まで様子見ましょう。
私は、まじか、、、どうしようどうしようと思いながら、朝を迎えました。
朝を迎え血圧を測ると薬のおかげもあり下がってくれて、症状も良くなり体も楽になりました。朝のカンファレンスが終わり、手当をしてくれた夜勤の先生が来てくれて、血圧もさがったし良かったね!一時はどうなるかと思ったけど顔色良くなったねと言ってくれました。
しばらくして、担当医が来て、昨夜のこともあるのでそろそろお産進めましょうか。
その言葉に私は、そうだよね。。正期産じゃないし赤ちゃん小さいけど産んであげた方が自分も赤ちゃんも楽になれるよねと言い聞かせ覚悟を決めました。数日後また死にそうな思いをするとはしらずに。。。