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12月9日はこの冬一番コワーキングが熱い日

今週末2022年12月9日(金)に、大阪でも日本中見渡しても過去類をみない規模の、コワーキングのお祭りが開催される。

30施設ほどの関西を中心としたコワーキングスペースが集結・ブース出展し、関西の、日本のコワーキングの"今"を知ることのできるまたとない機会だ。

2025年の大阪・関西万博を控えている今、グローバルにひらかれた人的ネットワークを強固にする必要があります。民間企業×自治体×大学×フリーランスを含む起業家のハブとなるコワーキングスペースは、まさに所属・属性・人種・国籍を越えた多様な人々が集まる場所です。コワーキングとは協働・共創。
【コワーキング×自治体連携】【コワーキング×企業人のリモートワーク拠点】をキーワードに関西を中心に日本全国からコワーキングスペース29施設の運営者と多様な利用者が『共創』の意思をもって集結します。コワーキングの祭典となるコワーキングフォーラムで2022年を締めくくり、来年以降の大阪、関西、日本、そして世界の交流促進に繋げます。

コワーキングフォーラム関西2022in大阪公式サイトより

公式の紹介記事にも書かれているとおり、大阪は2025年に大阪・関西万博を控えていて、グローバルではデジタルノマドが当たり前になりつつある流れの中で、国内だけでなく海外からの利用者も視野にいれている関西コワーキング業界はこれからますます盛り上がっていくだろう。

関西コワーキング業界が特徴的なのは民間のコワーキング事業者のコミュニティが活発であることだ。

過去2020年にもコワーキングフォーラムは開催されているが、今年は京都、神戸でも開催している。

コワーキングフォーラム関西2020
コワーキングフォーラム関西2022in京都
コワーキングフォーラム関西2022in神戸

大阪市中央区(駅だと堺筋本町駅)にあるコワーキングスペースTHE DECKの森澤氏が代表を務める関西Beyond the Communityが実行委員会をしている。

THE DECKはFabスペース・設備もあり、起業家支援も積極的に行っているコワーキングスペースだが、そのコミュニティコーディネーターでもある向井氏が本イベントも一から立ち上げを行ない、関西のコワーキングスペース事業者との協働・共創を率先している。

コワーキングスペースは全国に2,000とも3,000とも言われるが、盛り上がっている地域というのはこういったHUBになるひと、施設があり、コミュニティが出来て横の連携やつながりがあるところだと言う風に感じている。
全国のコワーキングスペース事業者や行政の方は本イベントに参加すると、大変参考になるだろう。

また今回のフォーラムでは、第一部のトークセッションで「コワーキングの本質と大阪・関西万博を見据えた自治体連携」というテーマにあるとおり、万博協会の深澤氏も参加してコワーキングの価値と自治体連携のエコシステムの必要性を深く掘り下げるということなので、自治体との共創と言う点でも注目したい。

公式サイトより

その他、企業のリモートワーク・コワーキング活用事例のテーマや、信州リゾートテレワーク事例を題材にワーケーションについてのテーマなどもあり、幅広い層に興味深く学びの多いフォーラムとなることだろう。

企業とコワーキングの関係性については、テレワークの推進によるオフィスや働き方の見直しなどの流れから、従業員が働く作業場所としてのイメージが強いかもしれないが、今後ますます増えてくるであろう従業員中心の働き方や、プロジェクト単位での社外人材との共創なども視野にいれて考えてると、コワーキングと企業の未来が見えてくるのではないだろうか。

当日は上記をテーマに、私がファシリテーションを務めさせていただくアンカンファレンスも予定している。アンカンファレンスとは一方的ではない交流・参加型のカンファレンスであり、ご都合がつく方はぜひ一緒に情報交換や議論をさせていただけるとうれしい。

公式サイトより

最後に、フォーラムと連動する形で、関西のコワーキングスペースが体験できるツアーや共通クーポンの企画も用意しているので、実際に自分の目で見て、体験してみるのも良いだろう。

利用者との交流に力を入れている大阪の代表的なコワーキングスペースであるオオサカンスペース(大阪市中央区)、THE DECK(大阪市中央区)、GRANDSLAM(大阪市福島区)や、2010年に日本で初めてコワーキングを開業したカフーツ(神戸市中央区)をフォーラムの前日及び翌日に無料ツアーで体験できる。
また12月25日まで利用できるお得なクーポンもあるので、当日は参加できないという方もこの機会に関西コワーキングスペースめぐりをしてみるのもよいかもしれない。


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山本 清人 / Kiyohito Yamamoto
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