まともになってきた
来月、ついに両家顔合わせをすることになった。
結婚して2年経ってようやくの顔合わせ。コロナや諸々の理由で伸びて、今更感が否めない。
正直、自分の心配よりも自分の家族がどう立ち回るのかが心配。
子供の頃から実家に友達を連れて遊んだ記憶もほとんどないし、家族ぐるみで仲のいい友達もいないから家族が自分以外の人と日常会話をしてるのをあまり見たことがない。奥さんを初めて実家に招待した時、家に家族や親戚以外の人がいる事に違和感があり、自分の家じゃないみたいだった。
本が好きで家にいても本ばかり読んでは、
20時にはCPAPをつけてすやすや寝てる父親に対して、奥さんのお父さんはゲーム、漫画、スポーツ、アウトドア系などとにかく多趣味だけど、本のイメージはないからどこに気が合うポイントがあるのか読めない。
母もフィギアスケートの宇野昌磨以外の話題には弱いし、広げられる話としたら還暦迎えて密かに始めたスポーツ吹き矢くらいじゃないかな。
姉に関しては、香港のホラー映画に出てくる禍々しい怪物のフィギュアを買ったり、オネエYouTuberの日めくりカレンダーを飾っていたり、俺でさえ理解できない所が多々ある。
こう見ると俺の家族って変だなっと思うし、
この家族の一員である俺もきっと変なんだろうなと感じるし、よく仕事にもついて結婚もできたなぁと我ながら自分を褒めたい。
この前行ったキャンプの帰りに白岩のお母さんと会って、流れで白岩と白岩ママのツーショットを撮ることになった時、胸にくるものがあった。大学生以降、家族で写真を撮る機会はほとんどないし形に残っているものって意外にないかも。
夏に実家に帰った時に、お父さんが俺をバッティングセンターに連れて行ってバットをブンブン振ってた。お父さんが空振りしてる姿はあんまり見たくないものである。たまにいい当たりがあったけど、それはそれで66歳のクリーンヒットをどう見ればいいかわからなかった。
ナイスバッチング!って言うのもあれだから、
こっそり写真を撮ったりしてた。実は何回か見返すくらい気に入ってる写真。もっと家族でも写真を撮らないといけないな。