清水産寧坂の桜に思うこと
桜が倒れました。
怪我をされた方が回復されることをお祈りします。
桜の木の伐採がニュースになっているのを最近良く見ます。
大きな染井吉野の桜並木、基本的に結構寿命の木が多い様です。
近くの公園にも大きな染井吉野がありましたが、全て伐採されてしまいました。
桜寿命は諸説ありますが染井吉野であれば60年程度です。
桜並木は、大体一斉に植樹され、一緒に育つケースがほとんどです。
なので同時期に寿命を迎えます。
染井吉野は挿木で増やすしかないので、遺伝子も皆同じとなります。
東京で桜が植樹され始めたのがちょうど50年程前だそうでこれから一斉に寿命を迎える様になるそうです。
桜は萌芽と呼ばれる、地上部の更新を行う性質があります。
幹が朽ちる等の問題が発生した場合、根元付近から枝が出て次の幹に成長して行きます。
定期的に手入れして幹の管理をして、更新を行えば長く楽しめるかもしれませんが以外と短い寿命の植物となります。
桜の中でも染井吉野は寿命が短い様でその理由はいまだに解明されていない様です。
今回の枝垂れ桜の場合は、100年から150年程度の寿命の様です。
桜のあった場所は幕末に坂本龍馬も利用していたと言われる明保野亭跡となります。
ネットで簡単に調べた限りでは、桜がいつからあったか資料はなさそうですがもしかすると、若い桜を坂本龍馬も見ていたかもしれませんね。
写真は2023年8月27日に撮影していたものです。