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KONAMIN ROCK FESTIVAL '2023

2023年12月11日~12月17日まで渋谷ギャラリーコンシールで行われた
「佐野小波」sxhibition KONAMIN ROCK FESTIVAL’2023
「通称:こなみんフェス」に出展させていただきました。

■こなみんフェスとは

ステートメント
参加アーティストの皆さん


1週間の会期期間


■出会い

先ずは、「こなみん」こと「佐野小波」さんとの出会いについてです。
遡ること約2年前に某写真展で受付されていた時に、コミュニケーションを取ったのが最初で、その時の対応が抜群で「他の人とは何か違うな」と思ったのが第一印象でした。

それからSNSをフォローして投稿を眺めていたら、
全方位オールマイティーのジャンルで撮影を熟し、
投稿内容も一貫性があり前向き、界隈のモデルさんの中でも

「とても稀有なプロの一人」

なんだと尊敬の念を抱きながら、満を持して(?)、
今春吹上での撮影会で初撮影させてもらうのですが、勝手に作り上げたイメージが確信となる、正真正銘の唸る出会いでした。


■出展理由

そこから時間を置くこともなく「こなみんフェス」にお誘いいただいたのですが、ポートレート歴11年で初の個人展に出会って間もない自分に何故?!
...という驚きと、嬉しく有難い気持ち、そして展示経験が乏しさ(所謂モデル展は未経験)からのハイプレッシャーの中、熟考の末お受けしました。

小波さんの想いにはご本人のnoteを是非読んでもらいたいです。

バンドに打ち込んだ学生時代、好きな音楽、ポートレート、そして展示への考え方など、その懐かしく暖かい芯のある想いにシンパシーを感じ、微力ながら力になりたいと思ったのが参加の理由になります。

そから更に思いを練ることができるよう撮影を4回を重ね、
全体テーマ「アイデンティティ」の中で今回の展示作品に辿り着きました。

■展示作品


「ずっとこの瞬間が続けばいいのに」

そう感じる日常から非現実の狭間「あるようでないの瞬間」を撮りたいと思ったのがベースに、お互い好きなYUKIのMV作品をオマージュに今回の展示作品に昇華できたらと試みました。全体の色は黄色系統に纏め、暖かく楽しいと感じてもらえたらと思いがありました。

・上段:B2の1枚 メリーゴーランド

貸切のメリーゴーランド


 貸し切って撮影しました!と言いたいところですが、
 当日雨で結果的にほぼ貸切状態で撮影できました。
 雨天時の某A遊園は穴場です。

・下段:B5の7枚 ハウススタジオショット
 ふざけてもオシャレ可愛いを映像シーンが浮かぶように展示しました。

MV風動画も作りましたので、是非ご覧ください。


■会期中

実際始まってみると、やはり皆さんとても突き抜けた方ばかり。
特に私が配置されたBeachエリアはテーマは
「刺激が欲しけりゃバカになれ」ということもあり、
正に変態の巣窟(褒めています)。自身の作品が普通に見えたこと、展示方法含めてもっと伸び代を感じたというのが素直なところでした。

また、仕事の繁忙期で体調を崩したことが理由で、直接観に来ていただいた方々に説明をする機会は少なくてしまったのですが、来てくれる方や友人、そこでのお会いする出店者の皆さんとも交流できてとても嬉しかったです。
その節は本当にありがとうございました。

ちなみに、山中夏歩さんに解説をした瞬間が、一番緊張しました。


■最後に


「ホスピタリーティーを持って皆さんを巻き込み、 
 一緒に楽しんで好きになってもらう」

という運営指針はポートレート写真展に於いて非常に大変で、難題だと思っていました。それは、観に行った展示で私がそう感じたことがほぼなかったからです。

主催者はそう思っていても、言動が空間にいるスタッフまで浸透できていない等、どのジャンルでもあるあるの話かもしれませんが、展示の楽しみ方も人それぞれ、勿論何が良しで悪しでもありません。

しかしながら、意図することが正確に伝わらないことは機会損失だと思うので、その想いを1%でも多く伝えるために考え練られた企画、デザイン、看板、装飾、BGM、フード、DJ、各々セクション周到な準備と持ち場での表現、そして会期中ずっと挨拶と説明など先頭を切って常に動き回り、日々反省会をして翌日に活かすことに奮闘していた小波さんの姿は、間違いなく私の知る限り、ポートレート界隈の誰よりもそれを体現されていました。

そして運営さん、出展者兼スタッフさん、来場してくださった皆さんのお陰で実現された「最高の芸術フェス」は、今の「佐野小波」さんでしか成し得ることができないことだったと思っています。
※体感してくれた方ならわかる筈

最後に、改めて微力ながらその一端をアーティストとして共演、そして共に創り上げられたこと、一生自慢できる思い出になりました。

小波さん、そして皆々様、本当にありがとうございました。


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