
MELETRIX ZOOM98 エキストラノブモジュラーのロータリエンコーダーをPlanckに転用した時のメモ
Planckの件で、ロータリーエンコーダーについて、ほんの少しだが詳しくなってしまった。そのため、もう少し工夫してみたいと思った。
また、ロータリエンコーダーのノブは、その他のキーとデザインが大きく変わることにより、キーボード全体のデザインを崩す行為でもあると考えており、そのため、ノブにはこだわりたいという思想もあった。
そのため、Zoomn65v3のGBのタイミングでノブに再販(もしくは新作?)が入ったので、そのノブを注文した。ついでに、どのようなロータリエンコーダーを使っているか調査する目的から、MELETRIX ZOOM シリーズのExtra Knob Modular を購入した。
購入した物
Zoom 98 Knob Modular を 2つ
中身
EC11互換のロータリエンコーダーがついている。
たしか Wuque Studio/Meletrix Resource Library のNotionを見た限り、製品の型番は分かるが、購入はできないということだったはず。
もし、アルプス製なら、頭を切断している(既製品に手を入れてる)からな気がする。
これかな?というやつ:
EC11E09244BS https://tech.alpsalpine.com/j/products/detail/EC11E09244BS/ 感覚的には上記だけど自信はない。ロータリエンコーダーのresolutionは2に設定されているようだ。https://github.com/qmk/qmk_firmware/blob/e6a898e3eea3521d3f0497ee26937d5269d78fb7/keyboards/meletrix/zoom65/keyboard.json (たしかデフォルトは4)
以下写真

薄い緑色のカバーを削り出して、エンコーダーカバーに転用する予定。



上記の画像の右側は、今回ついでに付け替えた PEC11R-4215F-S0024


なお、上記の最後にある画像の右側では、Doysのキーキャップを転用したエンコーダーカバーだと、短すぎて削らないといけなくなる。
ファームウェア等
いつものQMKかVIALのファームウェアで問題無く動作する。ただ、型がわからないので、実はきちんと動いていませんでしたとかあるかもしれない。
※ なんなら、自分のPlanckのPCBは色々イジっているときに壊してしまっている箇所がある気がする。(3番のエンコーダーだけが微妙に反応が悪い。力のかけ具合で良くなるので、接点が悪くなってしまったみたい。)
PEC11R-4215F-S0024 より、力を使わなくても回しやすくて良い感じなんだけど、よくわからない。
念のため、resolutionが2だと仮定して、以下の様にkeyboard.jsonを変更
"encoder": {
"rotary": [
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13"},
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13"},
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13"},
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13", "resolution": 2},
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13"},
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13"},
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13"},
{"pin_a": "B12", "pin_b": "B13", "resolution": 2}
]
},
結論
短くて使いやすいロータリエンコーダーを12USDでゲット。
金属のロータリエンコーダーカバーもついているけど、要加工。
基板とKailhのホットスワップ(1個)も一応ついているので、Planckの修理に転用することも多分できる。基板じたいはきちんと回路みないといけないけど、シンプルなので使い勝手良さそう。
12USDなら、アリと判断。
おまけ
https://wuque-studio.notion.site/3e6e72d293f84fa2a2b9b86245cc9d85?v=7aa4754a9b9549d4b9985580495e9f73 で、ZoomシリーズやMammothシリーズのノブが一覧で表示出来る。