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和歌浦の灰干サンマ
3月末に和歌山で食べた灰干しサンマが美味しかった。なぜ美味しいのか。サンマ自体が美味しい、焼き方が上手い、海の近くで店の雰囲気が良い、よく歩いた、ご飯が美味しく炊けていた、そこでしか食べれない、などいくつか理由は思いつく。理由は複数あるにしても、重要なのはまたそこを訪れて食べたいと思った点である。
「灰干し」は、高い吸湿性をもつ灰の中に水分を通すセロファンで包んだ魚を包み込み乾燥させていく特殊な製法。空気と紫外線に触れさせず、余分な水分を抜く。また空気と紫外線に触れないため天日干しよりも、脂の酸化をおさえ、旨みを凝縮させると同時に良質な脂を閉じ込めた新鮮な干物となる。
一方、熊野灘には伝統的な天日干しのサンマも有名なようである。こちらは説明によると脂が落ちることでサンマの風味が際立っているという。
もう一度和歌浦の灰干しサンマのお店も訪れたいが、天日干しのサンマが食べられる店も訪れてその旨さの違いを比較したい。
参考資料
・本場の本物
https://honbamon.com/product/29-kaikazaki-hoshisanma/index.html
(閲覧日2023.4.14)
・新日本風土記
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0004990376_00000
(閲覧日2023.4.14)