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帰省が憂鬱な年末。
今年の年末年始、帰省は元旦にしようと思っている。
というのも、どうにも実家に帰りたくない。
私だけだろうか?
親や親戚に会うのがなんだかしんどい。
会えば「最近どう?」とか「結婚は?」みたいな話題が出るのが目に見えている。
今の彼氏の話をしたとしても、「じゃあ結婚するの?」って流れになるのがわかっている。
そういう話題が嫌なわけじゃない。
むしろ、心配してくれていることもありがたいとは思う。
でも、何もいい報告ができない自分に落ち込んでしまう。
それをまた想像して勝手に苦しくなっている自分がいる。
おそらく、相手は私ほど深く考えていないのだろうし、
話題に困って出てくる言葉なんだろうけど、
そんなちょっとしたやりとりが、妙に重たく感じる。
今年は特に、そんな「重さ」を感じやすい1年だった気がする。
そもそも、今年は年末らしい気分になれない。
クリスマスもちょっと予定のある平日程度で、なんとなく流れていった。
いつもなら、年末には友達と会ったり家族と集まったりして、楽しい気分になっていたはずなのに、今年はその「特別感」がどこかへ行ってしまった。
ただ、「ああ、今年もあと1日で終わるのか」と、淡々と時間が過ぎていくのを見ている自分がいる。
だからこそ、余計に「実家に帰る」という行動がしんどく感じるのかもしれない。
それでも、親も心配しているだろうし、顔くらいは見せておこうと思った。
そういう意味では、元旦に帰省するという選択肢は、私なりの「最低限の親孝行」みたいなものなのかもしれない。
でも、心のどこかでは、「この帰省は必要なことだ」とも思っている。
日々、自分の世界の中でくすぶっていると、自分を客観視する機会がなくなってしまう。
たまには実家に帰って、親や親戚と話をして、「自分がどう見られているか」を感じることも、ある意味では大切なことなのかもしれない。
それでも、この生きづらさは何なんだろう。
親や親戚に会えるのが純粋に楽しみ、なんて心から思える人が羨ましい。
少し肩の力を抜いて、もっと自然にその場を楽しめたらいいのにと思う。