意地悪じいさん
いいかげん失業生活には飽きてきたんだが、未だに失業者である。
ただ、求職活動はしているのでなんだかんだで面接の時間を頂く機会はそれなりにある。
なら、しっかり対策してさっさと次の職場決めろやと突っ込まれそうだが、アラフィフともなると他の志望者と比較された時点で基本負けだから厳しいものである。
「アラフィフで転職活動などするものではない」
これは声を大にして言いたいことである。
そんな中でも面接の機会はあるのだが、面接も良し悪しであり、真摯に自分の経歴に耳を傾けてくれる担当者が殆どで、面接の場ではそれが当たり前であると認識している。
反面、残念ながら60前やそれ以上の爺さんに非常に不愉快な輩が多い。世代的には「バブル世代」で「終身雇用」且つ「年功序列」の象徴であり、我々世代の「就職氷河期」世代とは殺し合いになってもおかしくない世代である。
そんな輩に限って、「あんたは運が良いと思うか悪いと思うか」と聞いてきたり、「そんな志ではそうだろうな」と氷河期世代知らんのかと思わざるを得ない発言をしたり、一番酷いのはこちらが言うことをいちいち否定してくる爺さんなどトラウマ級の面接をしてくる輩に出会った。
最後の爺さんが偉そうに「仕事を選り好みするな。ただ、介護は勧めない」と「アドバイス」してきたが、そりゃ「あんたみたいなジジイの面倒を見る仕事なんか誰もしたくないよ」と思ったものである。
他人事ではあるがバブル世代って今後どのように扱われるのだろう。貯めた金の力で外国人に介護してもらうのだろうか。日本の将来にとっては明らかに足枷になるんだろうな。
ちなみに、就職氷河期世代はどうなるかというと、個人的にはさっさと死にたがる人間が多くなると見ている。正直、自殺率も跳ね上がるだろう。自分も50歳までにやりたいことでやれることは全て済ませておこうと思っている。と思うと、今の期間は人生の大チャンスなんだよな。
無礼な面接からバブル世代への怨み言が過ぎたが、真摯に面接に挑んでくる担当者も多くおりまして。
この年齢の転職活動の相場としてタクシー業界があると思い、応募したのだが、若い担当者が実情(客からの苦情の実演等)を包み隠さず話してくれて、タクシードライバーには向いていないことに気づかせてくれたりと人手不足ながら真摯に採用に取り組んでいる姿勢に感謝したものである。
来月くらいには働きたいと思っていたが、どうやら早くても来月の半ばかなと。11月一杯もゆっくりしてジャパンカップ見てから心機一転働くというのもありだな。
来月の今頃はジャパンカップ→有馬記念とか言っていそうだが。
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