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2024-25年末年始台湾まち歩きと本屋巡りvol.05高雄2日め-その2 衛武營國家藝術文化中心館内ツアー


衛武營國家藝術文化中心

1日めのクラシック公演鑑賞に続き、2日連続で衛武營國家藝術文化中心へ。

この日は、日中に日本語による館内ツアーがあり、事前に登録参加。

榕樹廣場(ガジュマル広場)を通り、3階へ向かう。この広場も昼と夜とで表情をガラリと変える魅力的な空間。

衛武營國家藝術文化中心は、様々なガイドツアーがあり、台湾華語以外にも英語や日本語(隔週土曜日)、夜間、劇場も見学できる日程もあり。今回の日本語ツアーは、2組4人の参加者で50分ほどの案内でした

衛武營國家藝術文化中心は4つの劇場があり、地上部分にはガジュマル広場が4つの劇場のあいだにない、コンコースとなると同時にイベント広場ともなる。来る人は自由に使うことが出来、朝はヨガ等々を行っている人も多いとか。3階レベルでは室内で各劇場が繋がり、直接アクセスすることも可能。ガジュマル広場は設計者のフランシーン・フーベンによる提案で、台湾でよく見られるガジュマルの木立のイメージによるとのこと

衛武營は、日本統治時代から軍用地として使われ、戦後も引き続き軍関係用地として使われ、新兵の訓練地としても使われていたという。現在ここでボランティアをしている人の中にもこの地で新兵の訓練を経験した人もいるとのこと。館内には衛武營の歴史のコーナーもありました。

ガジュマル広場の外壁。6mmの鉄板を溶接して作られているとのこと。見た目の通り曲面の壁面であり、2000枚以上の寸法の異なる鉄板を溶接されている。もちろん裏面で補強されているにしろ、溶接で熱が発生すれば、鉄板は曲がるので、かなりの困難が予想されます。建設当時、このような溶接ができる溶接工が台湾にはおらず、オランダの溶接工を呼び寄せ作業をさせたとのこと。

ガジュマル広場に面する各劇場入口には、標高が示されてる。ガジュマル広場はほぼ平坦なところはなく、高低差を感じられるデザイン

ガジュマル広場にあるボックス。消防関係の設備ボックスであると同時に、イベント開催時の情報系統もこちらに収められているとのこと

ストリートピアノもあり。公演のあるプロのミュージシャンも休憩時に引きに来ることもあるとか。

音楽聽模型
実際に使われているパイプオルガンと同寸、モックアップ?

館内の劇場を紹介するコーナーもあり。各劇場の模型とインターラクティブの映像を使った紹介もありました

3階中庭


3階コンコース
3階児童コーナー
3階児童コーナー
3階児童コーナー


3階児童コーナー
ミュージアムショップ

誠品書店 衛武営限定店

3階の展覽廳には、誠品書店が出店中。

衛武営ということで、CD、DVDを含めて音楽関係の書籍が多い。

ホウ・シャオシェン(侯孝賢)の展示コーナー
天井が高い気持ちの良い空間

衛武營國家藝術文化中心は、公演と隣接しており、境界がなく繋がる。年末の訪問で、屋外劇場ではニューイヤー公演の準備中。残念ながら登ってみることができなかった

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