台北女子図鑑にみる街のステイタス(その3)
ドラマに出てくる街は以下のとおりです。
台南新化→(上京)→永康街→永和(新北市)→西門→東区→仁愛円環→信義区→大直→赤嶺街→マリーナ・ベイ(シンガポール)→民生社区。
台北女子図鑑(disney+)
1つの記事で終わるかと思っていたが、なかなか終わらず。東区は第4話「東区での権力争い」で登場。物騒なタイトルだが、要するに社内恋愛のもつれ。この回の恋人は、鳳小岳(リディアン・ヴォーン)。台湾の俳優は割と配役イメージが固まりがちで、鳳小岳はモテ役の女ったらし系が多い。主演のグイ・ルンメイとは、「GF*BF」で共演済み。※個人的には好きな映画
舞台の「東区」ってどこだ!ということですが、区が付くから、行政区があるのかと思われがちだが、そんな行政区はない。
東区というと「東区商圏」という商業エリアが出てくるので、おそらくこれでしょう。MRT忠孝復興駅〜忠孝敦化駅あたりは、大規模なデパートや店舗も多く、台北の中でも賑わった商業地で、この駅を繋ぐ地下街の名前も「東区地下街」。誠品書店のフラッグシップであった敦南店もこのエリアにありました。オフィスも数多くあります。
西門町を渋谷に例えると、このエリアは商業地域でもありビジネスエリアでもあるので、新宿のようなエリアでしょうか?ただし表通りから一本裏に入ると、職住混在の代官山的な街が広がっています。ドラマのなかで具体的な場所を明示するのはあまりないですが、冒頭のカットが東区商圏のものかもしれません。
こく僅かですが、具体的に場所がわかるのは、次の2つのシーン。
同郷の李承恩(王柏傑)が電話する場面。忠孝東路の南側、このあたりは1階は店舗、上階が住居になっているようなエリアで、洗練されている街並み。
半同棲している場所は、東区商圏のなかでも、西側国父紀念館が近いエリア
主役の林怡姍が住んでいるのは、不明ですが、このエリアと考えると、第3話までの新北市永和からのステップアップは、大きな飛躍です。
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