見出し画像

台中台北の本屋とリノベ建築、博物館を巡る旅 2023年9月<台中3日め その1>


台風襲来

台湾来訪時、2つの台風が来ており、その一つが台湾南部を縦断。台湾では台風が上陸するなど、身体に危険があるような場合、それぞれの自治体が「停課停班」を発布します。その場合役所等行政機関は休みになりますし、会社等も出社する必要がなくなる場合があります。店舗等はそれぞれの判断にもよると思いますが、休みになるところもあります。テレビでは、台風情報は盛んに行われており、防風中継は最近の日本では控えめですが、台湾ではまだまだ健在。

滞在中の台中も「停課停班」を発布され、公共バスも間引き運転や運休もありましたが、天気は小康状態で、外出も特に問題なし。
旧臺中州廳も以前は、市政府事務所として利用されていましたが、現在は修復中でした。

街を歩くと、住宅の壁面になにやら竹が積み上げられたものが。「昆虫旅館」とのこと。環境意識が高い試み。

緑川。台湾鉄道並走部分。宮原眼科の横を流れる緑川。下流に行くと台湾鉄道が並走する部分があります。台湾鉄道は近年台中駅周辺は高架されましたので、川沿いの風景もかなり良くなったでしょう。

台中文化創意産業園区

今日は月曜日で、博物館等休みのところが多い。しかも「停課停班」が発令されたので、月曜日営業していたところも休業になってしまったところもありました。
台中文化創意産業園区は、日本統治時代に作られた酒造工場の跡地を利用したアートスペース。台北の松山文創園区と似たような施設です。

日本統治時代に建設された建物が数多く残り、そのままアートスペースに利用。展示会場として数多く利用されています。残念ながら月曜日は休み。園内は自由に出入り出来ます。

戦後も酒造工場として利用され、瓶への封入機がオブジェのように設置されていました。

この施設内に政府の文化部文化資産局もあり、文化行政の中心的な存在かもしれません。
施設内には、伝統技術の継承ため作られたモックアップが2つ。台湾の伝統的な家屋と日本家屋のモデル。修復には技術の継承は欠かせない。

第三市場 アコーディオン店舗

台中文化創意産業園区東側、民意街。第三市場の一部ですが、アコーディオンが設置され、開店時には店舗が拡張します。

銀行。平日なので通常であれば営業中ですが、「停課停班」のため休業のよう。

富興工廠1962

台中駅南側にあるリノベ商業施設「富興工廠1962」 中庭のある3階建RC。1階入り口にはコーヒーショップ。ほかは雑貨店等々。開店早々に訪れたため、店舗はまだ営業せず。

周囲の建物もこんの中庭に向く。おそらく普通の住居。夜に来るとまた雰囲気が違うと思う。

ちなみに店長はネコ。かなりフレンドリーな子でもある。

いいなと思ったら応援しよう!