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2021.1月19日 短編・33『第十の事件 ゲリュオンの牛たち』 & 水色のコロロン小花

名探偵ポアロシリーズ読書記録 短篇集『ヘラクレスの冒険』の中から、今回は『第十の事件 ゲリュオンの牛たち』について記していきます。

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何と!『第一の事件』で登場した、ミス・カーナビイがこの『第十の事件』で再登場します。今回はミス・カーナビイ自身が依頼人であり、ポアロ氏の助手役としても大活躍しています。

何だか、ポアロさんの友人で探偵小説家のアドリアニ・オリヴァ夫人を思い出してしまいますね。

刺激を求めて危険な場所にも飛び込んでいくミス・カーナビイの勇気は、本当に凄いです。若干、捻くれたものの見方をする性質なのが、また良い!

オリヴァ夫人やミス・カーナビイのような、面白いキャラクターを生み出すアガサさんの才能とひらめきも、素晴らしいですよね♪

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この事件は、荒唐無稽な事件のようではあるけれども。実際に、これに近い詐欺事件は案外頻繁に起きていそうな気もしますね。怖しい忌まわしい事件です。

すべての新興宗教が、良くないことをやっているわけではないのだけども。一部の非常識で悪質な事を考える人たちが、こうした犯罪を繰り返すのが駄目なのですよねぇ。

詐欺や犯罪行為目的ありきで結成された怪しげな宗教団体に騙されたり、たぶらかされたりしないように、気を引き締めて生きていこうと改めて思いました。

優れた娯楽小説から、こうした本質的に大切なものを学ぶことが出来るというのは、ありがたいことですね。

今回の《ミニミニシリーズ 第十のモチーフ》は、水色のコロロン小花です

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お花に見えるように葉っぱ部分を編み足しているのですが、やはりお花と言い張るには、若干無理があるかも…?

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