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2020.10月11日 長編・20『マギンティ夫人は死んだ』 & オリジナルコーコースター
本日の名探偵ポアロシリーズ 長編読書記録は『マギンティ夫人は死んだ』です。 久々の、田村隆一氏翻訳本♪ 私にとっては、すっごく嬉しいコトです。
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ポアロ氏のお友達で探偵小説家のオリヴァ夫人が、登場します!オリヴァ夫人が出てくると、とたんに場が華やぐというか、明るく楽しい気分になってワクワクドキドキ感が倍増するのですよね。 殺人事件の最中に不謹慎かもしれませんが、其処はソレ。
ミステリ作品というのは、非現実の虚構の世界を描いているものであって。実際に起きた事件について書かれているわけではく、フィクションですから。余暇にお茶やお酒を飲みつつ、くつろぎながら読み耽る、ある意味贅沢な趣味であり一種の現実逃避でもあるのですものね。現実と非現実をごちゃ混ぜにして語るのは、ナンセンスな気がするのです。あくまでも私がそう受け止めているだけで、すべての人が同じなわけではないですが… 色々な価値観があるのでね。「みんな違って、みんないい」のだと思います。
オリヴァ夫人も登場するし、物語の展開的にもエンタメ娯楽小説感たっぷりの『マギンティ夫人は死んだ』ではありますが…。
今回再読してみて、設定だとか細かい点をみると。日本が誇る社会派推理小説の巨星・松本清張氏の小説『ゼロの焦点』や『砂の器』に似ている点もあるな、と。ふと感じました。
作風や雰囲気はまるで違うのだけど、人物設定だとか犯罪を引き寄せたきっかけなんかが、近いような。
初読の時は気づかなかったけれど、今回再読してみて【新発見】でした。この類似は、なかなか興味深いものがありますね。
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そして、本日のモチーフ編みは。小説とはまったく関係ないのですが。先日投稿した、オリジナルモチーフ(コースター)です。
一部、訂正して編んでみました。やっぱり、こちらのほうが安定感があって善きです♪