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2021.1月18日 短編・32『第九の事件 ヒッポリュテの帯』 & 青いコロロンモチーフ

名探偵ポアロシリーズ読書記録『ヘラクレスの冒険』より

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本日は、『第九の事件 ヒッポリュテの帯』の読書記録を綴ります。

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ヒッポリュテは、アマゾン族の女王ですね。アマゾン族は女性だけで構成されており、戦闘を得意とする狩猟民族です。

女性だらけの集団、ということで。この第九の事件では、女子校の生徒や先生達が大勢登場します。

ルーベンスの絵画盗難事件と女学生の失踪事件という2つの異なる事件が絡み合い、交差しながら、徐々に謎が解明されていきます。

女学生に美術品🖼 華やかさと若々しいみずみずしさを感じるお膳立てが揃った作品で、読んでいて楽しい作品ですね。事件に巻き込まれてしまった女学生さんは、お気の毒でしたが。

でも彼女たちなら、そんな経験も『若き日の冒険』として肯定的に捉え、人生の糧と出来る強さを持っていそう。なんと言っても、彼女たちはアマゾネスなのですから!

最後のシーンがなかなか、素敵なのですよ。

《…少女たちが群れをなしてわっとおそいかかり、たちまち彼を取り囲んでしまった。

「モン・デュー」ポアロはつぶやいた。「これじゃ、まるでアマゾンの女人族の襲撃だ!」

 (中略)

二十五人が声をはりあげて、音色はさまざまだが、おなじ切実な願い事をとなえた。

「ポアロさん、あたしのサイン帳にあなたの名前を書いて!」》

ポアロさん、モテモテですね♪ (*´꒳`*)

さて。本日の《ミニミニシリーズ 第九のモチーフ》は、青いコロロンモチーフです。

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まったく、全然お花には見えませんが…蕾にすら見えませんが。ここから、何とか華麗な花となれるよう、色々いろいろあの手この手で変身していくはずです! 

多分…きっと (^◇^;)

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