2020.9月27日 長編・14『ひらいたトランプ』 & スターアニス
名探偵ポアロシリーズ 長編読書記録は『死との約束』まで、進んでおりましたが
ここで、少し戻りまして。『殺人は癖になる(メソポタミアの殺人)』のすぐ後に刊行された『ひらいたトランプ』を、本日の記録とします。
本来なら『ナイルに死す』より前に、この『ひらいたトランプ』を読んだほうが、時系列的には良いかと思います。前後してしまって、申し訳ない…
この『ひらいたトランプ』は、通好みの作品だろうな…という気がしますねぇ
派手さは控えめなのですが、謎解きミステリ好きな読者層には、凄く好まれているのではないでしょうか。
クリスティ氏作品の初心者向けではない、と。私も感じますが。一度もクリスティ氏の小説を読んだことがない方が、いきなりこの『ひらいたトランプ』を読むという可能性は、かなり少ないでしょうね。
ただ。クリスティ氏の作品を読んだことがあって、「面白い!好きだ」と感じた方ならば。この『ひらいたトランプ』は、ぜひ読んでいただきたいですね。読まなきゃ、損!!
なぜならば。この作品には、『茶色の服の男』や『ナイルの殺人』に登場するレイス大佐、『ゼロ時間へ』では主役級の活躍を魅せるバトル警視、『ハロウィーン・パーティ』等多くの作品に出てくる探偵小説家のオリヴァ夫人という、素敵な仲間たちが3名も登場しているのです。
探偵役4人, 容疑者4人 「さぁ、誰が真犯人か?」
そういう状況下で起きている事件の謎解きなので、探偵小説の醍醐味というのを、存分に味わえる作品と言えると思います。
☆
さて。本日のモチーフ編みはこちら
スターアニス(八角)です。
トランプともブリッジとも無関係ですが(^◇^;)
探偵役4人,容疑者4人 ということで 計8人の人間が現場でブリッジをやっていた── という8繋がりで
このスターアニス(八角)にしてみました♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?