目も開かなかった子猫が5歳になった話
5年前の6月23日、運命的な出会いを果たしました。
当時高校生だった私は、帰り道に一匹の子猫を拾いました。最初はネズミかタヌキの子供かと勘違いするほどに小さく、ただ毛玉が蠢いていると感じてしまったほどボロボロでした。よく見ると目も閉じており、へその緒も付いたまま。
車の往来もそこそこある道だったので、急いで保護するべきだと考えた私は、家に抱いて帰りました。
家に帰ると両親はびっくり。どちらかと言うと犬派の両親は最初こそあまりいい顔をしませんでした。しかし、放ってもおけず、動物病院へ……。
動物病院では子猫は生後1日で親に置いていかれたようであると。その後すぐに飼うか飼わないかの選択を迫られ、これも何かの縁であると感じ、お家に迎え入れました。
そこから早5年!立派な淑女に成長した我が家の甘えん坊のアイドルは、いつも誰かにべったりです。毎朝私がリビングに行くと、「のわっ!」と言い我が家のアイドルが挨拶をし、足元でスリスリをしてきます。これが妖怪すねこすりか……。
本当に大きく成長してくれて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします。