いい意味で他己中、いい意味で自己中│#自分らしさを見つける時間 Vol.4
「ひとりひとりが、自分らしい想いを持てて、いきいきとできる社会」をめざしている人が、いろんな人とお話をして、その人の軸を発見→表現していくインタビュー企画『自分らしさを見つける時間』第4回目です。
今回は、大学時代の後輩であり、大好きな友人でもある「なかや」にお話お伺いしました。
正直、クラスに居ても、目立つタイプではない彼女。
でも、話を聞いていくと、なぜわたしが彼女のことを、こんなにも大好きなのか、分かってきました。
ーじゃあ、まずは、なかやが最近ハマっているものについて、教えてください。
BTSにハマってます!
ーBTSって、韓国の男性アイドルグループやっけ?
そうでーす!
ーどういうところが良くて、ハマってるの?
最初は曲がいいなってところから始まりました。
でも、ダンスをしている動画とか、コンサートの映像とか見てると、ダンスの質がほんとすごくて。日本のアイドルと比べると、キレとか、ひとりひとりの動きが合っているところとかが、ほんと綺麗で!
あと、バラエティーにも出てるんですけど、そっちを見ていたら、ダンスをしているときとはまた違って、メンバーがかわいくて。
そのギャップにハマってしまいまして…。
DVDを買ったり、部屋に写真を飾ったりと、とてもハマっています!
ーとにかく、推しのいる生活を楽しんでるんやね(笑)
推しのいる生活は、楽しいし、このためにお金稼ごって思えるし、すごい毎日の活力になってますね…。
あと、推しはみんな肌とかほんと綺麗なので、自分の美意識もあがります。いい影響ばかりです。
ーなかやは大学からの友人だけど、知り合ったときからずっと、推しのいる生活をしてるよね。
そうですね。もう何かを推していないと、楽しく生きていけないんだろうなって思います。
ー今までの推しに共通している点とかあるの?
人として尊敬できるってところですかね。
人柄の良さが雰囲気に出てるとか、あと、グループ内で仲がいいとか。
ー男女関係なく、なかやが惹かれる人っていうのは、そういう人なのかな。
そうですね。
芸能人に関わらず、仲良くなりたいなって思うのは、人柄のいい人ですね。
ー最近、推し活以外には、どんなことしてるの?
ヨガを始めました!
あと、アナウンスの習い事とかもしてます。
ーアナウンスの習い事ってなに?!
結婚式の司会のお仕事をされている先生がいて、その方から発音の基礎とかを教わっています。
今は仕事もあるので、基礎を学んでいるだけですが、将来はブライダルの司会のお仕事とかも素敵だなーって思ってます。
ーなんでアナウンスのことを習おうと思ったの?
職場の派遣さんが、ブライダルのお仕事もされていて、お話聞いていると、すごく素敵だなーと思って。先生だけでも紹介してください!って頼んで、紹介してもらいました。
ーどうして習い事をしようと思うの?
正直、今やっている仕事内容に満足してなくて。
今の仕事は、人が足りないっていう会社の都合で、頼まれたんです。
でも、コロナ禍でお客さんも少ないし、もともと、この会社でこういうことがしたい!と思って、今の会社に入社したのに、わたしじゃなくてもよかったんじゃないか、わたしがここにいる意味って無いんじゃないかって考える日々だったんですね。
そんなときにブライダルの司会のお仕事を知って、ブライダルの司会のお仕事ってすごく自分の色が出るじゃないですか。
結婚とか子育てとかで、将来仕事をいったん離れるタイミングがあったとき、自分の強みがあったらいいなって思ったんです。
ーもともと今の会社でやりたいと思ってた仕事ってなんなん?
なんでここにこれだけのお金がかかってるのか?っていう分析を、コツコツやっていくような仕事ですね。
ー10月に東京へ異動って言ってたけど、東京へ行ったらその仕事ができるの?
いや、東京に行くのはまた別の仕事で、支社長から声をかけてもらって、新しい部署の立ち上げに関わりますね。
ーすごいやん!
失礼な言い方になるけど、なんで声かけてもらえたんやろうね?
直接支社長とお仕事ご一緒させてもらったことはないんですけど、先輩たちによると、わたしのことをいい人材だよって推薦してくださったそうです。
ー推し活で得た活力で仕事してたら、自分が周りから推してもらえるようになったんやね~
本番はこれからなので、期待通りの仕事ができるかどうか心配ですが、まだまだ向上心を持って頑張りたいと思います!
ーそれだけ向上心を持てるのはなんでなん?
去年1年は、なかなか思い通りの仕事ができなくて、同期はバリバリ仕事してて、いろんな知識をつけていっているのに、わたしは何をしてるんやろうって一人で悩んで、不安になってたんです。
でも、不安になるくらいなら、不安にならないように、何か力をつけないと!って思って。それからいろいろやろうとしてますね。
ー普通、思い通りの仕事をさせてもらえなかったら、辞めるって選択肢も思いつきそうなものだけど、どうして続けられたんかな?
辞める勇気がないからだと思います。
福利厚生もいい会社だし、もともと周りの目を気にしてしまう性格だから、今辞めたら裏でなんか言われるかもなぁって気にしちゃうんです。
ー人と比べたり、人の目を気にしたり、そういう他者軸によって、なかやは頑張れるってことなんかな?
そうですね。何もせず家にいるのはもったいないなって思います。その間にも、同期はやってるのに!ってやっぱり人と比べてしまいますね。
もやもやすることがあっても、やれることがあるなら、やっておこう!って。
ー人と比べる、とか、人の目を気にする、とかって、マイナスな意味に捉えられがちだけど、なかやにとっては、いい影響なんやね。それは、なかやの人がいいから、いい影響を与えてくれる人が集まってきてるんかなぁ。
どうなんでしょう…(笑)
苦手な面を持っている人も中にはいますよ。
でも、この人のこういうところは苦手だけど、この人のこういうところは好きって思うようにしてます。
学生時代ってある程度似ているタイプの人と付き合いがちじゃないですか。
でも、社会人になってから、苦手なタイプの人とも一緒に仕事をしないといけない場面があって、耐えるというか、いろんな人がいるって価値観は広がったように思いますね。
ーやっぱり人がいいんだよなぁ…
そう言ってもらえて、ありがたいです!
あとは、現状に満足しないってことですかね。
こういうことができないなら、もっとこういうことをできるようにしようって思うとか、頑張ろうって思えることがあったほうが、楽しいなって最近は思います。
ー頑張るのって疲れるのに、やっぱりすごい向上心やね。
ずっとだらだらしてるのって楽しくないから、頑張ったほうが楽しいって思いますね。達成感が楽しいんです。でも、達成感って自分の満足じゃないですか。
結局、自分が幸せって思えること、自分が満足に思えることをしたいなって最近思ってるんです。
ー人と比べたり、人の目を気にしたりもするけど、自分中心なところもあると?
昔はもっと人の目しか気にしてなかったんです。
でも最近は、わたしがこれをしたとて、周りの人は気にせんって思うようになりました。
ーいい影響は人から受けて…
満足感は自分で作り出します!
中屋敷 萌香さんの「らしさ」
いい意味で他己中、いい意味で自己中
インタビュアー
岡田 有加(Okada Yuka)
1994年生まれ。兵庫県出身、大阪府在住。
有名人に加わる人。本名を略してお粥と呼ばれます。
「ひとりひとりが、自分らしさを持てて、いきいきとできる社会」をめざして、「らしさ」を探るインタビュー企画を始める。
誰に話を聞きたいとか、誰に読んでもらいたいとか、まだ考えてないけど、とりあえず100人に話を聞いて、100本記事を書こうとしています。
\\ 自分らしさを見つけたい人、話したい人、言葉にしたい人、募集! //
「自分のことを、人に聞いてもらいたい!」
「自分が大切にしていること、なにか知りたい」
「自分らしさを言葉に表現したい」
どんな方でも大歓迎。オンラインで1~2時間ほどお話しましょう。
あなたが大切にしていることを探って、言葉にします。
noteに掲載させていただければうれしいですが、非公開でも大丈夫です。
お気軽にこちらからメッセージお送りください。