アフター・ウクライナ
アメリカの禁酒法で得をしたのは、アルカポネ。
規制が強まれば強まるほど、悪人が得をする。
著作権法が各国で強化されている今、ウクライナ戦争で制裁を受けているロシアは、アメリカの主要産業であるエンターテイメント産業に打撃を与えるため、映画、テレビドラマ、ゲームなどをサイバー攻撃目標の一つとして、無料公開した。その中には、日本の作品も多数が含まれている。
著作権を保有する企業が公開をしていない作品も多く、利用者にはむしろ歓迎された。
ゲームは、ネットワークゲームの課金を無効にするウィルスで、すべてが無料でプレーできるようになった。
さらに、映画やドラマなどは、人工知能により、3DCG動画として再現され、メタバースのように、その世界でアバターが自由に行動できるようにもなった。
こうして著作権の保護はなんの意味もなくなり、新作をネット上で無料公開する企業が相次ぎ、広告表示をすることで、むしろ収益は増加した。
文化を規制することは、政府による検閲と同じで、人類にとってはなんの利益にもならない。
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