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2023 8/23の中華街

行列の四川料理店、杜記でランチ。
ランチだけどブタ耳と白米だけにした。

最近会わんなーと思ってた厨師がいたんだけど、一ヶ月ちょい帰国してたらしい。
人様の出身地が気になるおれなので「あなたは四川省のどこなの??北?南?」ときいたらぜんぜん知らん地名を言われてさっぱりわからんかったが、こういうやり取りがあるからみんなおれによくしてくれるんだと思う。

人を知ることは人生を有意義にするためにとても重要だと思う、というか普段の仕事ではそういうことを教えている。
おれは人生のテコ入れ屋なので男女の色恋沙汰をテコ入れさせたらマッキンゼーやBBカンパニーのエージェント vs おれでも圧勝する自信がある。

中華と1ミクロンも関係ねえけどな。

日本人によく訊かれることがある。
「美味しい店はどうやって見つけるんですか?」
と。

アタリ飯を発掘する一種のコツはあるけど、知らん店には片っ端から入ること、1回目がダメでも二度三度と通って別メニューを頼んでみること。これに尽きるけど実は1つだけ確実に近い方法がある。

それは初めて入った店でも店員がどこの出身なのか、厨師がどこの出身なのか訊いて、彼らの郷土料理のメニューをオーダーすること。
おれら日本人でも西は粉物、東は米、みたいな区分があるけど他国だって一緒なのだ。
イタリアだって海に面した南のほうがペスカトーレはハイクオリティなのだろう。

ちな、中国は南米北面といって南は米で北は麺という区分が一応ある。
南でも米所と呼ばれる土地もある。米が常食じゃない地域の人が炒飯を作っても普通だけど江南地方出身の人が作る炒飯は美味しい。

炒飯ほとんど食わないおれなので、そんなおれでも美味しいと思える炒飯は美味しいのだ。そして美味いと感じる炒飯はだいたい江南地方の人が作ったりしている。

余談だけど簡体字では麺=面なのでさっきの南米北面はタイプミスとかではないとちょっとだけ自己弁護させてくれ。

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