レースをやめて思うこと
自動車レースをやめて、2年くらい経ちました。
やめた理由は、資金が底をついたから。
自分の貯めたお金で、なんとかまかなっていたが、さすがに厳しくなった。
今思うと、しっかりと資金繰りについて考えてやるべきだった。
さらに、企画書などを書き、それをもって、企業をまわるなり、すればよかったと思う。
なかなかそんな簡単に協力してくれる企業はないとはわかっていたが、やれるだけやって無理だと諦める方がよかった。
自分は、性格的にとても人見知りの内気人間で、営業にびびっていたし、まわりに自動車レースをやっていることをあまり伝えたりしていなかった。
自分のやりたいこと、やってることをまわりに伝えたりしていけば、そこから何か縁があったかもしれない。
レースは本当にまわりに支えられてできるもので、ひとりではどうにもならない。
何事もそうかもしれない。
まわりを引き付ける力が自分にもっとあればよかった。
チームの中でも、メカニック、監督さんなど支えられていたが、コミュニケーションをあまりとることができず、若干孤立していたようだったし、もっとみんなの力を借りればもっとよかっただろうと、今さらながら思う。
人生もまた長いレース、まわりの力もかりつつ、また、手を貸しながら生きていくものかもしれない。