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関西弁を考えるシリーズ。よむ。の巻。

「わたしまだよんでないんです。」
と同僚がよく言う。

来月後半にテストがある、それまでに行事や祝日で何コマ減る…変則的なスケジュールが入ってくるとテストまでの残りの授業時数が変わってくる。

彼女は数を数える意味で「よむ」と言う。
義母も「何回もよんでんけどな、合わへんねん」などと言うので同じ意味だ。

「票をよむ」
「明日の参加人数をよむ」
だと数の予想、おおよその見当をつけるの意味で、わたしはこちらでしか使わない。

いち、に、さん、し…と数を数える場合にも「よむ」を使うのは関西ならではないかと思う。

カウントする場合には「数える」としか言わないわたしは「まだよんでないんです」と言われて最初は何のことだか即座にはピンと来なかった。
読んでない、呼んでない、詠んでない?笑

関西圏以外でもカウントすることを「よむ」と言う地域がどのくらいあるか「よむ」必要がありそうです。