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鎌倉国宝館 鎌倉の伝運慶仏/鎌倉旧国宝展

横須賀美術館で運慶を見てきたが、連携企画で開催されている鎌倉国宝館での運慶展を拝見してきました。
鎌倉には25年以上住んだり、毎月のように行ってはいますが、鎌倉国宝館には初めて。鶴岡八幡宮境内、白旗神社の参道にあります。

コンパクトな展示スペースが2つに分かれていて、ひとつが『鎌倉旧国宝展』もうひとつが『鎌倉の伝運慶仏』

『鎌倉の伝運慶仏』はあまり広くないスペースですが、仏像がぎっしり鎮座しています。入口近くに鎮座されていた教恩寺の『阿弥陀三尊』は写真でみるより立派なのですが、緻密さを感じます。いろいろと『伝』的な部分は運慶をイズムを伝承を見ることができました。

もうひとつのスペースの『鎌倉旧国宝展』を鑑賞。『旧国宝』とは1897年の古社寺保存法に基づき国宝指定が行われたもの。その後1929年には古社寺保存法に代わって国宝保存法が制定されました。一方『新国宝』は1950年の文化財保護法がに基づいて指定されました。
ポスターにも紹介されている円覚寺の「被帽地蔵菩薩像」をはじめて拝見しました。14世紀・高麗時代に描かれたのですが、その大きさと緻密さには驚きでした。

少しだけ鎌倉に関わりのある者として常設含めてもっと鎌倉国宝館に行った方がいいよなという思いになりました。

横須賀美術館で購入した3館連携の図録にももちろん登場してきますので

鎌倉の伝運慶仏/鎌倉旧国宝展
鎌倉国宝館
2024年10月19日(土)~12月1日(日) 9:00時~16:30
休館日:9月9日(月)、17日(月)、24日(月)、30日(月)、10月7日(月)
一般:700円(600円)、小中学生:300円(200円)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/2024-kyukokuhou.htm

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