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肩関節包靱帯を伸張させるには?
肩関節の可動域制限がある方に対して、皆さんはどこから介入しますか?
私は筋肉から介入することが多いです!その理由は3つあります!
・可動域改善が得られやすい
・筋肉による可動域制限なのかを見極める
・筋スパズムや筋短縮があると他の組織に対してアプローチしにくい
このような考えから、最初は筋肉に対してアプローチすることが多いです。
例えば、筋短縮が生じている場合、持続的なストレッチや等尺性収縮・求心性収縮を行い、筋肉の収縮-弛緩を促すことで可動域の拡大を図ります。また、筋スパズムが生じている場合、リラクセーションを実施し、攣縮を軽減させ、可動域の拡大を図ります。
しかし、筋肉に介入しても関節可動域が改善しない場合も多く経験します。
では、可動域制限の改善が芳しくない場合、次はどこの組織に対してアプローチしていけばよいのか...。対象者によって異なりますが、肩関節包靱帯、神経・血管、姿勢アライメントなどが上がってくると思います。
中でも、関節包靱帯は可動域制限に対する曲者だと私は考えています!
今回の記事では、肩関節包靱帯の基礎的な解剖から機能、可動域制限がある場合、肩関節包靱帯をどのような方向に伸張させていくべきなのかを考えていきたいと思います。
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