新型コロナウイルスに正しく対策する為に知りたいこと
こんにちは。新型コロナウイルス対策でイベントの自粛や学校の臨時休校など様々な影響がでています。私自身も仕事がリモートワークになったり、週末行っていたスポーツ施設が休館になるなど影響を感じております。
国会やマスコミではこのような対応が正しいのか否かという議論や報道がなされています。一部では過度な自粛を行うとそれにより経済的被害を受けることによる自殺者のほうが、新型コロナウイルスで亡くなる方より多くなってしまうのではないかとも言われています。
私自身は現在の対応が正しいか否かはわかりません。経済的被害による自殺者はもちろん出てほしくないですが、新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬がない中で自粛をしなくて良いとは思えないからです。
そこで現在の新型コロナウイルス対策が正しいのか否か判断する為に、個人的に最低限知りたいなと思うことを書きたいと思います。下記記載することに対して情報をお持ちの方や、もっと一般人にもわかりやすく状況を整理できている方は是非コメントなどいただけたらと思います。
目安となる感染率と致死率が知りたい
現在報道では季節性インフルエンザと比較して感染力が高そうだとか、致死率が低そうだとか言われております。ただし恐らく数字の見方による違いだとは思うのですが、報道によってどちらが高いのかが変わってしまっていて、一般人の私達にはいまいち実態が見えてきません。それによって余計に不安を感じているようにも思います。
従って私はなるべく同じ軸で数字を整理して季節性インフルエンザと比較したいなと思っています。
私が比較したいのは、感染する可能性のある空間に一定の人数がいたとき感染率が何%で致死率が何%かということです。ちなみに新型コロナウイルス関連で連日報道されていた「ダイヤモンド・プリンセス号」は乗員乗客合わせて3711人いらっしゃり、感染者数は696人、お亡くなりなった方は7人と報道されています。(2020年3月7日時点)
仮にこの「ダイヤモンド・プリンセス号」の数字が新型コロナウイルスの感染率と致死率を表す数字だと仮定すると下記のように整理でき、全く同じ条件で季節性インフルエンザの感染が発生するとどうなるのかという数字を整理できると実態が見えてくるのではないかと思っています。
あくまで上記の表の数字は仮です。ただ上記のように同じ見方で整理できると実態が見えてきてよくわからない不安感は解消できるのではないかと思っています。
ちなみに現時点での致死率は概ね季節性インフルエンザより低そうだと報道されています。ただし感染率に関しては報道によってどっちが高いのかよくわかりません。感染率と致死率がそれぞれどちらがどれくらい高いのかによって、対策を打つポイントも変わってくると思うので是非整理できればいいなと思います。もし情報をお持ちの方はコメントいただければと思います。
何に対する対策なのか理解しよう
ちなみに現在新型コロナウイルス対策として様々な取組が行われています。全ての取組は最終的には新型コロナウイルスによる死亡者を減らす為ですが、それぞれアプローチしているポイントは違うと思います。そのことも理解しておくとよくわからない不安は解消されると思うので私なりの解釈ですが記載しておきます。
先ほどの表に当てはめて考えると、まず対象人数を減らす為に行っているのがイベントの自粛や休校措置だと思います。またお年寄りが致死率が高いということなのでお年寄りの対象者を減らすことにより、間接的な致死率の低下も期待していると思います。
次に感染率を下げる為に行っているのが、ワクチンの開発であり、個人レベルではマスクの着用だと思います。ただワクチンの開発にはまだまだ時間がかかりそうなので現時点で考えられるのはマスクの着用だと思います。しかしこれに関してはまずは感染者がマスクをしないと意味がないので、きちんと必要な方にマスクがいきわたるように無駄な買い占めはやめましょう。
最後に致死率を下げる為に行っているのが治療薬の開発や治療法の確立だと思います。先ほど前述したとおりお年寄りの感染を防げば全体的な致死率は下がりますが、感染してしまった人の致死率を直接下げるにはこれしかないと思います。是非医療関係の方には頑張って頂ければと思います。
ここまで記載したことを整理すると下記のような感じになります。
このように整理すると一言に新型コロナウイルス対策といっても取組によって目的が違うのが分かるかと思います。そして政府や自治体ができること、医療関係者ができること、個人ができることが見えてくるかと思います。なので全てをひとまとめにして政府を批判したり、個人でマスクを買い占めたりせず、それぞれが目的にそって対策を行うことが良いと思います。
ここまであくまで私個人の意見ですが、
・目安となる感染率と致死率を知ること
・何に対する対策なのか理解すること
が現在のよくわからない不安を少しは解消できて、正しい対策につながると思います。
みなさんはどう思われるでしょうか?一日も早く平穏な日常が取り戻せることを願っております。ここまでお読みいただきありがとうございました。