note記事分析3_

note記事のスキ数を増やす為の分析をしている話③

こんにちは、フィードフォースという会社でデータアナリストとして働いておりますkatooです。先日初めてクライアント先への訪問があり、ようやく分析チームとしての仕事が動きだしたなと実感しております。

さて今回の内容は「note記事のスキ数を増やす為に分析している話②」の続編になります。この記事に興味を持って頂いて、まだ②をご覧になられていない方はまずはそちらをご覧いただければと思います。

これまでの流れを整理するとそもそも私は現在、会社のnoteの編集部の一員としてスキ数の増やす為の分析をしています。そしてスキ数を増やす為のKPIはPV数で、PV数を増やす為には「記事タイトル」「記事の1行目」「タイトル画像」が重要だということがわかっております。そして前回の記事では記事の一覧をPV数の多・中・少に分類してざっくりと「記事タイトル」の傾向を見た結果を紹介しました。

今回は記事をテーマに分類してPV数の多・中・少の傾向を見てみた結果を紹介します。そもそも記事テーマに分類する理由は大きく2つあります。

・PV数の多い、または少ないテーマの傾向を知る為
・テーマにによるバイアスを除いた「記事タイトル」「記事の1行目」「タイトル画像」の傾向を知る為

1つ目のほうは情報発信する側として知っておかないといけない傾向だと思いますし、2つ目は分析視点で、テーマによってPV数に偏りがある場合、その偏りを無視して「記事タイトル」「記事の1行目」「タイトル画像」
の分析をすると誤った解釈をする恐れがあるからです。従ってこの作業は分析に着手して一番最初に行いました。

テーマに分類

まずテーマの分類の仕方ですが、分類の仕方も色々とありますが注意したのは目的にあった分類をすることです。会社のnoteは採用メディアなので目的はnoteを通じて採用につなげることです。そうするとターゲットは転職や就職を検討している人になります。従ってテーマは転職や就職を検討している人が求めている情報になるべく沿う形で下記のように分類しました。
・採用
・業務内容
・社員紹介
・社風
・福利厚生
・評価
・勤務地、オフィス
・プロダクト
・ノウハウ

PV数が多いテーマは

では分類した結果ですが、PV数が多いテーマは「採用」と「ノウハウ」になりました。まず「採用」についてですが、先ほども書きましたが会社のnoteは採用メディアであり、日頃見ていただいている方にもそのスタンスが伝わっており、その情報を収集しに来ている人が多いので採用に関する直接的な情報であったり、採用というワードが入る「記事タイトル」はPV数が多くなる傾向になっているのだと思います。

次に「ノウハウ」ですが、これはうちの会社の記事の傾向というよりnote全体の傾向だと思います。他の方の記事でもそのようなことが書いてあるのを拝見したことがありますし、みなさん他人のノウハウには興味があるんだと思います。

なのでこの記事を読んで頂いているみなさんノウハウ系の記事を是非書いてみることをおすすめします。

ちなみに私が書いている記事にもその傾向があり、このnote分析の記事はノウハウ系なのでそれなりにPV数がありますが、趣味で書いているプロ野球分析の記事は全然見てもらえません(笑)

PV数が少ないテーマは

次にPV数が少ないテーマですが「評価」「勤務地、オフィス」「プロダクト」でした。このテーマに関してはそもそもまだ該当する記事が少ないので現段階で少ない傾向とは言い切れない部分もあります。

ただ「評価」「勤務地、オフィス」に関しては読んでいる方の中でも選考が進んでいる方、または内定が出た方じゃないと興味が持ちにくい内容なのでPV数が少ないのかなと思います。また「プロダクト」に関する記事は他の記事と違って対象が転職や就職を検討している人よりも、対企業様向けのような情報になってしまっているのがPV数が少ない原因かなと思います。

ただまだ記事数が少ないことと、この3つに関しては内定者に見てもらえればよいということで現段階では改善はしないことになりました。

ここまでテーマで分類した結果をご紹介しました。内容をまとめるとPV数が多いテーマは興味を持つ人が多いテーマで、PV数が少ないテーマは興味を持つ人が限定されてしまっているからだろうといった結果でした。

今のところこの結果に関してはアクションの為というよりは実態把握の意味合いが強くこの分類を元に発信する情報にムラをなくそうとか、このテーマに関してはPV数が少なくてもしょうがないと割り切った解釈ができるようになりました。

次回は「タイトル画像」の分析結果についてご紹介したいと思います。
本記事が少しでもみなさまの参考になればうれしいです。読んでいただきありがとうございました!

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