【商圏と市場規模】これから開業を考える獣医師が知っておいた方がいいこと③

こんにちは。ペット医療のスタートアップ企業を経営しているくろすけと申します。

開業する前にとりあえずこれだけは知っておいた方がいいことを少しだけ書きますね。

今回は市場規模とTAM,SAM,SOMの考え方のお話をします。特に都心部では動物病院が飽和状態になっていて、これから開業する上で重要な考え方ですのでよかったら最後までみていってください。

それではいきましょう。

はじめに。市場規模ですが、ペット医療の市場規模は2600億円、病院は12500件(※実際に稼働しているのはおよそ10000件と言われてます)1病院平均2600万円の売上です。

流行っているところは数億円、上がっていないところは数百万円、中央値は5000万円くらいのイメージですね。

新しく動物病院を開業しようと思ったらその動物病院に通える人はどのくらいいるでしょうか?近くにペット可のマンションはどれくらいあるでしょうか?

商圏(1次)は田舎で2km,都会で1kmでしょうか。※地域差あり。

2次商圏はその倍。田舎で4km、都会で2km。この中にペットが何頭いるのかで病院の売上のMaxが決まります。これがTAMの考え方。(客単価は平均とする)

そのうちの病院に来る可能性があるペットの割合をかけたものがSAM.開業年の売上目標(実際に来てくれるペット数×客単価)がSOMです。

開業を考えていた友人の商圏調査をした際、周辺の市場が全くないことがわかり不動産屋決めるのを止めたことがありました。本当に注意してください。

いかがでしたでしょうか?今回は市場規模とTAM,SAM,SOMについて少しお話ししてみました。地元に開業したい!って思う人もいたり奥さんの実家の近くに〜などさまざまな理由で動物病院の場所を決めると思います。

そこで一回立ち止まってTAMはどのくらいだろうか?SAMはどのくらい?3年後のSOMはどのくらいまでいけるかな?など考えてみると

ここで開業するべきか見えてくるも思います。

少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

もしわからないことがあれば気軽に相談してください。

それではまた!

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