#16VD 西京極キャピタルズ 仮想ドラフト指名選手紹介
16VD 仮想ドラフトにて我らが西京極キャピタルズは8選手の指名と相成りました!
その選手たちの紹介をここでしていければと思っています。
指名全体の感想とかプランとかはこっちで書きましたのでよければどうぞ。
第1巡 小園 健太 投手 市立和歌山高
我々としては全体1位の選手と捉えていただけにまさかウェーバー4番目の西京極が指名出来るとは予想だにしていなかったため、小園の指名は良い意味でほとんど諦め気味のリストイン選手でした。
小園投手は最速152km/hの速球に加えスライダー、カッターなどの変化球を混ぜ合わせる完成度の高い投手です。しかしそれ以上に冷静でいわゆる「野球脳」の高さが彼の武器ではないでしょうか。先ほど行われたセンバツの一回戦県岐阜商戦では目に見えて調子が良くないと評されながら被安打4つ奪三振8つの完封にまとめた事実はまさにその好例と言えるはずです。
ズバ抜けたポテンシャルを擁しながらプロで潰れた選手が数多くいる中で、頭の良さを持っている小園健太は高いレベルで活躍していけると確信めいたものを私の中で感じている今日この頃であります。
第2巡 泉口 友汰 内野手 青山学院大学
こちらでも述べたように本来は関大野口か神大梶原を狙っていただけに野口が先に指名された以上梶原を指名する予定でありました。しかしショートの市場情勢が想定以上に消費されておりもはや3巡目まで回す訳にはいかないと泉口の指名に落ち着きました。
もともと守備力に定評がある遊撃手であり、軽快なステップに堅実なスローイングが大きな魅力でした。その守備力で試合に出られてはいたものの打力はやや見劣りしていたのが下級生時代の課題でした。しかし、メキメキと成長し安定して打率3割を超すまでになり、長打力も備わってきています。さらに三振数は少なく、四球をしっかり選べるのも才能の高さを伺わせます。
青学に入学してからチームは東都2部に甘んじていましたが、昨秋は悲願の優勝を果たし1部昇格で2021年を迎えます。その新キャプテンとして泉口本人もチームもどのような活躍を見せてくれるのか期待が集まるばかりです。
第3巡 梶原 昂希 外野手 神奈川大学
2巡目で考えていた梶原がこの段階でも指名可能ならもはや悩む必要はありませんでした。現段階での2021年ドラフト・センター候補事情は上位即戦力級があまりいないのではないかと踏んでいます。よって梶原は群を抜いている存在であり、欲する球団は実際でも多いのではないかと予想します。
188cm83kgの体躯に違わぬプロ顔負けの身体能力で評価を上げてきました。飛距離はバツグン、走っても50メートル5秒8とまさにアスリートタイプで同じ左打ちの柳田悠岐と比較されることも多いですね。
欠点としては"粗さ"でしょうか。スイングにしても少し遠回りして速球に対して差し込まれる、変化球にタイミングを外されるのもしばしばであり上級生になってからは高打率を残せていないのが現状となります。
とは言ってもポテンシャルの高さを疑わせるものではないので今年にどういう野球をしていくか見てみようという段階です。同リーグの先輩渡部健人が1巡目指名されたのに梶原も続くくらいの活躍を心待ちにしたいですね。
第4巡 大江 克哉 投手 NTT西日本
16VD仮想ドラフト1番のキモとも言える25歳枠、西京極最初の選手は大江克哉でした。昨年は期待されながら指名漏れで迎えた都市対抗にて6イニング超のロングリリーフをこなし自己最速の151km/hを記録するなどこの段階にしてまだまだ発展途上を思わせる内容でチームを勝利に導きました。
安定した球速と、野田浩司非常勤コーチから習得したチェンジアップやカーブの緩急がこれからの武器になると思われます。先発はもちろんとしてリリーフでも問題なくやっていけるでしょうしその意味での柔軟性も高く持ち合わせています。割とダメな日はそのまま修正が効かなくいってしまういわば丁半博打タイプではありますが伸びしろの高さもその分見せており今年こそはドラフト指名されてほしいなという投手ですね。
向日市出身の塔南高校→花園大学に進んだ根っからの京都人であり西京極が指名する意味は多いに感じられます。特に花園大学出身として初のNPB選手になります。もっと京滋大学リーグの知名度を上げていきたいなあ…。
第5巡 森 圭名 投手 青山学院大学
上背こそないもののゴツめの上半身から速球を投げ込んできます。正直なところ上位候補と睨んでいただけに、この順位で指名するチャンスがあるのは僥倖でありました。2020年秋季リーグはリリーフが中心でそこまで長いイニングを投げた訳ではありませんが、本来であれば先発でどんどんやっていける好投手だろうと考えています。実際19年秋は最多勝投手ですしね。
今までは二部で"注釈付き"の成績と言えるかもしれませんが、今春から青学は東都一部へ昇格しどのような活躍を見せてくれるのか目が離せないでしょう。3巡目に指名した梶原と共にチームを引っ張る姿が楽しみでなりません。
第6巡 向山 基生 外野手 NTT東日本
16VDルールの25歳枠2人目の指名となります。
184cm82kgという体躯から恵まれた身体能力を誇る外野手ですね。法政大時代から注目度は高く、NTT東日本に進んだ後もしっかり頑張っていたのですがどうにもNPBとは縁がなくここまで来ていました。
大きいのを打てるセンターとして20年都市対抗の準優勝に貢献し、久慈賞を受賞したのは記憶に新しいところです。うまくいけば西京極の1番センターを任せて先頭打者HR製造機…なんてことも妄想している今日この頃。
第7巡 松川 虎生 捕手 市立和歌山高
当初は高校生捕手を取る予定はほとんど立てていなかったんですよね。
ところが16VDと同時に進行していたセンバツで松川の活躍が幾度となく目に入ったんです。一応候補であることは頭に入れていたのですが、聞くところによれば上位候補と評価している方もいるようで、じゃあ指名しちゃおうかということになりました。
守備として落ち着いたいでたちと高校生捕手で一二を争う強肩に、チームで中軸を担う勝負強いバッティングは両面でビッグな強みを備えています。
そしてもちろん我々の1巡目指名、小園 健太投手とのバッテリーを西京極でも組んでいただくのはロマン以外の何物でもありません。みなさんもわかさスタジアムで完封を達成し抱き合う小園と松川ってシーンみたいでしょ?じゃあ魅力度アンケートに投票お願いします!
第8巡 松村 誠矢 外野手 富山GRNサンダーバーズ
8巡目最後の指名で16VDルールの独立枠を消費しました。
創価大から富山へ入団し3年目の選手ですが、昨年は3割を大きく越える打率に28盗塁失敗ナシという驚異的な走力がNPBでも通用する武器になるでしょう。さらに選んだ四球が35個なのに対し、喫した三振は僅か18個とほぼ2分の1の数字に抑えられているのは環境が変わっても通じて残せる指標の一つではないでしょうか。選球眼はどうしても努力が効きにくい才能の部分になるので潜在能力の高さを感じますね。さらに言えば細身であるものの単打単打の男ではなくしっかりホームランも記録しているのでレベルが上がってパワーで負けることもないんじゃないか、と予想しています。
大学時代から合わせて3年連続でNPBの調査書は届いているらしく、ドラフト指名まであと一歩なのは間違いありません。そのあと一歩を2021年で掴み富山の躍進とともにNPBドラフトで名前が呼ばれることを心待ちにします。
以上8名が西京極キャピタルズの記念すべき新人選手となりました!
どの選手も持っている力は大きく、新球団の血となり肉となることでしょう。
この8選手の注目がこれによって少しでも上がれば幸甚の至りです!
ではっ!
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